いだてんストックホルム編一気にみたよ

いだてんストックホルム編をまとめてみました!面白かー!笑ったよ、特に毎回毎回脱いでる生田斗真とか、久しぶりの未來ちゃんが幸せになれそうな未来に(洒落ではない)ワクワクしました!!

ジゴローせんせにだっこしてもらったというのは、からだの弱い自分と重ねたお父さん、なんかな。でも抱っこしてもらえんかったということがずっと尾をひいていた四三と、そんなことは全部分かっていてお父さんの心を安らげていたお兄ちゃん! 家族!!

しかしかんくろさんとしどくんだと、組!だよね笑
にいちゃん人のはなし聞かない!きみのにいさんどうかしてるってのも間違いないが、美川くんの「金栗氏」というオタク臭さ、この当時のハイカラだったんだろうけれど好きです。

逆に日本最初のオリンピック出場者のうちの一人が、あの三島の子なんだとは知りませんでした 。
そして三島の次男、天狗党などと遊んでいるあたり、典型的なボンボン過ぎて本当に可愛い!!あの薩摩三島の子、なんでこうなるんですね?? あの寺田屋事件を乗り越えた三島の子供がこうというのが感慨深い。
で結局ストックホルムで一回心を折られたけれども、最後まで痛快男子を貫いた三島という男が割と生田斗真で良かったなと思います。 あのストックホルムのところで便器が高いことでつま先立ちしてシクシク泣いてた斗真めちゃくちゃ面白かった。
なんにせよ天狗倶楽部、本当に明治という新世代です。新人類。
でもあんなことができるって言うのは結局良家の坊ちゃん達ばっかりだったわけで、バンカラ男が読売新聞社に入るのも納得です。

そして、初のオリンピック散々だし、今でこそ オリンピックは国の威信を賭けた大運動大会なわけだけれども、当時の鹿鳴館外交が失敗と見られていたように、でもあれ鹿鳴館というものも含めて文化が追いつくということが必要だったように。金をかけてでもやらなきゃいけない無駄なことがある、それが国家の象徴である と言う治五郎先生と、こんなことしてる場合じゃねぇ軍部拡張だという点については、いつの時代も起こり得る価値観の対立だなあと思います。
結局極東は、極東だって思われてた時代から、オリンピックをできるようになったわけで。アジアという土地がそもそも存在をしているということを示したという点で、その当時のアジアには誰もできなかったから、日本は明治になってすぐにやろうとしたところで先見の明があるとは思いました。
しかし金も払われなかったし、結局 大森監督の車の手配とかも含めて。全然国から金払われてねーじゃん!!というか?もうちょっと通訳もさあ、レースの途中の道練習の時から間違えてましたよねなんて言うぐらいだったら言ってやれよって感じだし?まあ色々思うところはあります。今の時代もそうだけど金の分配は難しいよね。
世の中金なんだからさ。三島、お前だよ!!!

綾瀬はるかかわいいわ。
今度は会津の女から熊本の女に なりました はるかちゃんは、後に姑さんに生きようとしている象徴のように扱われていますが、綾瀬はるかの陽っぷりは本当にすごいです。
大竹しのぶ綾瀬はるかのコンビ好きだわ…百合…

落語編は物語と組み合わせて選択しているのはすごく分かるんですけど、ちょっとそこまで考察できる余裕がないです。何でこの落語を選んだのか分かるようになれるといいな。
しかし NHK 落語心中という良いこういうの最近趣味ですか?
未來ちゃんのまた落語やるわみたいな時の、服着る時の顔めっちゃくちゃ可愛かったです。

まあそれはともかく、このくそ暑い夏に日本でオリンピックやるという暴挙に、暑いじゃんっていう話があったと思いますが、暑くて人が死んだことあったよね100年も前にという話を出してくるところとか。全然選手にお金が生きて渡らなくて結局カンパで賄ってすげー根性出してやるところとか。思想が根性論で個人の努力根性論でばっかりやっていて、最終的にあのそういうことが原因で日本は負けたと思うので、、そういう日本の悪しき体質を書いてくるところとか。いろいろチクチク刺さるよね。マスコミが言いたいことだけ全部言わせてはいで書いちゃうところとかね!

何にせよこの近代のハイカラなところ、はいからさんが通るだとかそれからおしんだとか。そういうものと同じ世代に駆け抜けてきているのにもう世界大戦もあるのよね。100年というのは本当に最近のことなんだなと思います。

キングダム

吉沢お亮の顔面力を拝むために行きましたが、長澤まさみanego 力に打ちのめされて帰ってきました 。長澤まさみあの年齢であの衣装が普通に着れるのすごいと思う。 とにかく長澤まさみが美しかったです。素晴らしいさすがです。
あとシリアスな場面で必ずヒョウこと吉沢亮の笑顔が出てくるので胡散臭と思ってしまった。青春を一緒に駆け抜けたって大きいよねシンヒョウ。吉沢亮の顔面力で大体全てを片付けようとしていた。 かつて雪の華でおみちゃんとあやみとオーロラだけで全てを片付けようとしていたのに似ている。美しいものには価値がある。
もう途中でハラハラしたので、こういう心臓に悪い映画を久しぶりに見た気がします。ま、ちゃんと感情移入できたということでしょうか。
最終的には大沢たかおが、盤上の駒と言われていたように、いつ出てくるかなとワクワクしていたんですが、 かっさらっていったなーという印象。
そうそう、本郷奏多の顔面を殴れるのは吉沢亮神木隆之介ぐらいなので、納得のいく展開ではありました。というか最初からこうやって兄弟喧嘩しておけばよかったんや。

戦闘シーンが頭よさそうで、ハイローとかとんで埼玉みたいに走ってくるのも楽しいですが、これはこれでちゃんとした戦闘という感じで良かったです。
ラストに一ノ瀬ワタルって書いてあって、あとから思い出したらあの怪物と地下で戦っていた時の彼ですね!顔が全然わかりませんでした(山の民だから)でもわたるくんちゃんと仕事しててよかった!

というわけで長澤まさみ吉沢亮の顔面力に殴られたい人はいっていただいた方が良いかなと思います。
最終的にこれ誰やって調べたら秦の始皇帝でした。お 前 か! 殷から周への道のりは封神演義がありましたが、周から秦の道のりはキングダムがあるということですね、日本のマンガ界ありがとう。 そして漢からは三国時代があるんですが秦から漢にかけては誰か書いてくださいよろしくお願いします。

笑う男 永遠の愛

浦井くんうまくなったなー!
朝夏まなとさん素敵でしたー!!
ワイルドホーン監督だからか浦井君の役のセリフが完全に夜神月でした。下手したら新世界の神になるわ。 善意の夜神月
韓国ミュージカルはフランケンシュタインもそうでしたが 大体人が死ぬし大体権力の話に持ってくし大体本当に怖いのは人間という話に持っていくのかな?
でも最後パパかわいそうじゃん!?祐さんあんなに信じるものは自分だけ、金持ちの天国は貧民の地獄で歌ってるのに、あの兄妹を拾って ずっとずっと幸せに生きてきたんだよ?なのに最後二人とも死んじゃうのむちゃくちゃ可哀想すぎて死んだ泣いた。 なんなら祐さんも胸を押さえてたから3人で死ぬかと思った。メリーバッドエンド!祐さん 5回ぐらいデアの心臓が弱いって歌ってたから、 2回ぐらい作詞してるかと思った。正直歌いすぎでしょ。ていうか祐さんの歌割多すぎない?ちょっと疲れたおじさんの役だったから本当に疲れてそうで可哀想だった。そう、初演なのにCD発売しててこれだから…オタクの多い現場は…フランケンシュタインもよろしくね…
祐さんは浦井くんとデュエットしてるところが デスノート でした!! 親子だね!! 禅さんとデュエットしてる時も親子って思いましたが。祐さんの今が幸せだっていうこととか その顔で稼いできたけどその顔はお前が作ったものじゃないとか本当にお父さんだったし 、 正直私の妄想かもしれんけど最後に二人で去る時ありがとうって浦井くん口パクで祐さんに言わなかった??>これ日生からずっと言ってるみたいでまた泣けてきた…

ジョシアナ公爵は最初に出てきた時、美人!半端ない美人!!と思いましてそのあともめちゃめちゃ美人で、久しぶりに宝塚出身でこんな正統派の美人を見たと思いました。美人です。やばい。 そんな彼女、浦井くんを一目見て惚れた理由を歌から考察するに、完全に特殊性癖の方でした。 趣味やんけ。 その後夫になるって言って急速に冷めるところとかな!
そういえば禅さんの罪っていうのは、結局アンからもらった金貨をパクったことでしょうか?そんだけ??禅さんは何で 正当な彼について欲しかったのだろう。お父さんとお母さんが好きだったのかもしれない。

にしてもストーリーよ。例えばあれだけ決裂した音楽を奏でながら、いつか顔のことなんて忘れて笑えたら、なんて言って、帰ってきてデアごめんっていうところとか。お前さっきまでパパに切れとったんやんけ。 そんなに今の笑われる生活が嫌だったんですか? デアがわかってりゃいいじゃんっていうブラコンかと思ってました。 結局彼は笑われるのが嫌だったのか偉くなりたかったのか翼を持ってどこかに飛んで行きたかったのか。 純粋に世の中を変えたかったみたいなラストでしたけど、最初はやっぱりあの生活は嫌だったのかな。
最後の死ぬ所はあんだけ雑にやるんだったら、 特権階級の歌とかいらなかったことない?死ぬところとか、 結局お金がなくて病院にデアがかかれないとかなんかあるのかと思ったら、すごい素直にみんな死を受け入れていて怖かった。結局海に帰るっていうところとか…またか!フランケンシュタインもだった!お姫さまだっこして!!
というがキレるのも早すぎでしょ諦めるのも。 あれだけ壮大な夢を描いて貴族院に乗り込んでいって、ブチギレて俺は笑う男だって言って、俺には俺の幸せをと帰るそのストーリーが急転直下すぎる。 禅さんと浦井くんのショートコントは和みました。

それで題名に永遠の愛って書いてあって、もうマジか!?って思いました。私にとってデアとの愛は基本的には依存愛なので、例えば浦井くんはデアは多分抱けないし、 デアは浦井くんは 世界の全て であるけど それは愛なのかな。 雪の中からデアを助ける浦井くんは、もともと顔は醜くても心は美しかったし、他の劇団の人は浦井君のことを受け入れていたし、何よりパパも受け入れていたので、 そこはハードルではないでしょう。醜い顔を醜いと言わず受け入れている盲目なデア を好きになるというのは、浦井君にとってはアイデンティティの確立 になるとは思います。 でもそれは家族愛でしょう?

どうでもいいけど、あそこ上顎と下顎は発生学上よく分離するところなので、リアルに分かれてる子はたくさんいると思いますが、誰かに小さい頃に切り裂かれただけでそんなにどえらいことになるわけないじゃんと思う私でした。累もそうだったね。

元男役だったのに、誘惑する役というのが大変 という浦井くんのはすごくわかる。たまにトートに見えてきて委ねてみようかなとか言ってる浦井君これでも30代後半です。