京都 修学院離宮 2007.9

名前からして勉強しろと言われている感じがするね。学問を修めるために作られた離宮って名前が。
実際御水尾帝って徳川幕府に振り回されておるからなあ。和子ちゃんとか徳子ちゃんレベルの根性を持って嫁いでいると思う。福さんとかに似た感じ。
このエネルギーには感嘆せざるを得ないよ。
天皇家ってなんだかんだパワフルだよね。

とにかく修学院離宮は暑いです。いや時期的にも暑かったし、結構広いから外歩くじゃんそれがまた!暑かった!
砂利道も多いからいくら暑くてもサンダルとかではいけなかった(そこまで服装制限がないので)

最初に花菱紋の透かし彫りがある、御幸門を通って中へ。
寿月観の襖絵。岸駒っていう方が描いたらしい。

みんなできゃっきゃしているのが楽しいよね、っていう絵だとか(意訳しすぎ)
わかるわかるwww
でもそんな絵を描くんだからここの離宮もだいぶ心やすらぐイメージなのだろうか。
庭の灯篭の三日月に異様に萌えた。
いや…本当に月って厨二心をくすぐるよね。
 
離宮が3つ、上中下とあって、歩くという、一つの街かいみたいなところ。
ただのお散歩コースである。
 
霞棚。霞がなびくようだから。
もれなく雅な発想である。
御成門を通って上離宮からの景色が一番好き。

f:id:kfushikian:20200522155836j:plain

池に反射する夏が美しい。
これもう少し紅葉の時期だと混んでいる代わりになんかあるんだろうなあ。

近くの鱗雲亭には、小石が埋め込まれた一二三石があります。鴨川の黒と鞍馬の赤。
なんでこう厨二心をくすぐる設定満載なんだ。
池もぐるっと出来るんだけどとにかく天気がよいから美しくて。
とにかくここの景色を見るだけでも満足できるから、時間はゆっくりとっていくがいいと思います。
夏はクソ暑いと思うけど。
秋ですら大変だったぜ。
 
そのあとは茂庵にいきました。
目の前に大の字が見える。
いや本当に山の上だからね。でも木々の木陰が気持ちいいです。