軍配

かくのごとくお祭りを楽しんだ(実際一人だったのでかなり変な女であることよ)後、上杉神社に向かいます。
お祭りの有料席のお土産である、赤地に黒で「愛」「毘」と書いてある座布団を手に持つお嬢様方は紛れも無く同士だろうな…と横目に見つつ。

上杉神社
正面参道は屋台でにぎわっていました。そうだ、これが祭りだ!といった感じです。チョコバナナとか射的とか綿飴とかお面とか。
その正面参道を抜けると鳥居が二つあったのちに本殿に着きます。
本殿の前で御朱印をお願いし(五月三日のが欲しかったんです!)、お参りする列に並びます。長蛇の列でした。
ちなみにその後稽照殿に行こうとしたらもうやっていませんでした。米沢は5時くらいにはいろんなところが閉まるみたいなので確認が必要です。

なんというか祭りの後で、ボーっとしていたんですね。暑い夏のような天気、夕暮れになって日が翳り始め、蒸し暑さだけを残した大気。停滞している雰囲気。
それで、招魂碑のところ(少し高いところにあって見渡せるんですね)の石に座って、ながんでいました(いきなり古語)。

◎伝国の社
その次は上杉博物館です。
常設展と特別展があり、特別展は「上杉伯爵家の明治」をやっていました。ちなみに¥200と¥350、セットで¥450です。
上杉伯爵家の明治なかなかいいです。が、平東の筆があったことは萌えた。
あと五虎退あった吉光!

常設展は、個人的には「漆の実のみのる国」のおさらいでした。アレはホントに好きな本です。さりげに当時の手紙の折り方も学べます。
そして鷹山公シアター。もう本当米沢の方って鷹山公ラブだな!
こういう賢妻を見ると正妻って立場ないなーと切なくなります。だから正妻が素直に側室を慕って、側室も正妻を慈しんで、それで正妻が幼い(と言うより純粋な)心を無くさないうちに病気で亡くなって旦那も側室も悲しんでくれるといいな(←妄想)。

洛中洛外図の世界。萌えますね!!
あれは信長が謙信公に送ったものだからね!なんか美学として共通点があったんじゃないかなと前に「姫神さま」の作者が言っておられたが、いいねそういうの!

お試しに射的(というか画面に向かって銃の引き金を引く)もありました。

特別展には泣き所がありました。
軍配。
軍配です。しかも4つ。文様として黒地に太陽。
もうもう、思わず泣きました…。
つーか陣羽織派手すぎだろう!

◎上杉城史苑
夕食の時間まで少し時間があったので翌日行く予定だった上杉城史苑に行きました。ところ狭しと並ぶお土産。

◎上杉伯爵邸
ここで鯉づくし。米沢に来たからにはA(pple)B(eef)C(arp)だ!
「殿様の酒」をいただいたんだけれどこれがまたおいしい日本酒!あ、15度です。一気に飲んじゃいました。おいしー☆まあ320ミリとか書いてあるんでそんなに量はないはずです。
満足満足。ふふ♪

おやすみなさい。ってことで一日目終了でした。