毒の夏

 

EDGE(3)?毒の夏? (講談社X文庫ホワイトハート)

EDGE(3)?毒の夏? (講談社X文庫ホワイトハート)

 

 

EDGE3巻に突入。

10ヶ月ぶりらしいです。これから4巻が出るまでに長い年月を必要とするんですね…イラストレーターが変わるくらいに。

 

宗ちゃん、錬に惚れる、の巻。

ていうか完全に反抗期だな。そこに思慕が交じると複雑に。そしてその分錬の想いは遠ざかる、と。そりゃ藤崎でさえ完全に親友と言い切った彼女にとって…挙句「女であることが許せない」ですからね。ちょっととーちゃんなにしてくれんの錬に。しかも最後にちらっと出てきて所有物発言。

 

私は自分が女として扱われることが許せないけど女であることは許せます。そこ、やっぱ微妙。それは私が…まあ彼氏持ちじゃないからなんでしょうかね。ていうか錬の場合、そういうのは普通恋人というのだよ、という藤崎がいましたけど。体の関係なければ友人でしょう。あ、ベン図みたいなもの。体の関係があるという円と、恋人という円があって、それが交わるところもそうでないところもある。A∧notBもまたしかり、みたいな観念でしょうか。

 

とりあえず咲良さん大好きです。

 

しかしうすうす思っていたとはいえいざまっつんがモーホーだと動揺しますわ。とりあえず彼はヘタレ攻だと思ってますがなにか。ていうか宗ちゃん、自分が子供で相手が彼氏持ちでよかったね。下手したらそのままラブロマンス突入でしょう。

 

犯人の女性はちょっといい感じに暑さに頭がやられていた感じはありますが、でもテンション上がるとJKははた迷惑なのはわかります。というか高校卒業した今でも自分は飲むとあんな感じ。反省。まあJKだけじゃないけどね、飲んだくれたおやじも一緒です。地下鉄でおやじ達が「お疲れ様でした、先輩!」とか言ってるのを聞くと、自分の30年後もあんなんだなって思うわ。

 

あとヒッキーの弟。一回どこか知らない街に放りだされとけ。