奈々の妹の沙織ちゃんが本格的に動き始めています。
私は実に自分に似てるので沙織が好きです。だーってミーハーと言われようと歴史好きなんだもん…そりゃその歴史が自分のアイデンティティに関わる人たちの拒絶反応も理解できるけど…
竜馬は近江屋で襲われた時指を怪我し、満足に銃が扱えなかった。だから簡単に殺られた。ちなみに黒幕は薩摩。っていう説と、いざなぎ流主流のミステリー。
坂本竜馬は大好き。
多分に伝説的だけど。でも好きです。霊山の墓とかもう離れがたくて。そういえばあそこはミュールは厳禁で、地図が必須。でないと必ず墓場で遭難する。あそこで肝試しやったら1人帰ってこない、とかそういうことがあるに違いないと思っています。
あの霊山には、桂小五郎とか幾松とか高杉晋作とか…幕末の志士の宝庫だし(さりげに池田屋で死んだ人たちもいるっていう)、ごちゃごちゃと並んでるから大変。しかも一緒に太平洋戦争で死んだ空軍○○中将とか海軍△△大将とかの墓も普通にあって(□□で亡くなった軍以下とか)、うっかりすると更に迷うわけです。ここは靖国だったのか?ってくらいに。
まぁあの明治維新が行き着いた先が太平洋戦争、という感じか。しかし明治維新も関ケ原のリベンジだから…
歴史は繋がってるなぁ。いっそ縄文時代のままでよかったんじゃないの?中身はそんなに成長してないんだしね。
私は絶対生きていけませんけどね!
竜馬も聖徳太子も信憑性としては似たようなものなのに、何で教科書であんなに彼は、薩長同盟の立役者として坂本竜馬は有名人なのでしょうか。別に薩長同盟の主要人物ってわけでもなくて、むしろ船中八策の方が大事でしょう。亀山社中とか。もうちょっと大事な人はいくらでもいるでしょう。日露戦争の話をいまだに引きずらなくても(それを言うなら薩長土肥か)。大体それじゃ秋山真之や乃木稀典の立場がないです。
あと、手を怪我した証拠が筆跡っていうのは根拠薄い。…申し訳ないが崩し字を読むことのできない私にはどの手紙も字汚いーで終わってしまいました。
なんとなくですが、歴史において、人は死ぬべき時に実は死んでる気がします。坂本も、高杉も吉田も、きっと新時代の政府に肌は合わなかったんじゃないでしょうか。
世の中の 人はなんとも 言わば言え 我がなすことは 我のみぞ知る
天国の龍馬は、こんな様子を見て、何と言うだろうか。きっと、
「そんなことは、もういいきに」
目を細めて笑うに違いない。
そんなことより、日本をよろしくって。
私の中の龍馬像はこれにつきている気がします。
とてつもなくアホなことなんですが、霊山で龍馬さんのお墓の前で、10分くらいしか時間がとれなくて、「ごめんなさいまた来ます!」って心の中で謝って帰ろうとした時、「いいきに」と、龍馬さんの声が頭の中に響いたんですね。思わず振り返りました。それ以来大好きです。その大きさ、おおらかさがイメージです。
十分危ない人だってわかってるので隠してます。…大丈夫です、今のところ幻聴が聴こえてたりはしませんから!