Fuji-Q

人生は常に旅路であると、誰かさんが言ってたっけな…。

 

唐突にFuji-Qに行く事になりました。

 

例の日本坂のトンネルに入ったわけです。このトンネルは、日本史上最悪の火災事故が起こった場所として、教習所で必ず習う場所やなぁ…と思っていました。

 

パクられました(運転手の子が)。

 

トンネルを出てしばらくの後、うん?って感じだったのですが、(今考えるとあれは覆面だったのか)

そのうちパトカーが来て、ばっちりこっちを向いて拡声器でついてきて、みたいなこと言われて。後ろについて行ったらパトカーの後ろに電光掲示板で「後ろに続け」とか「右に行け→→→」とか出てくるんです。

初めて知ったんですが、高速の中に警察署があるんですね。

なにやら雨で、右の追い越し車線に長々といたのがよくなかったみたいです。そんな規則あったっけ(一応免許取ったんだけどなぁ…)。じゃあ渋滞とかどーなんねんとかちょっと思いましたが、しかし1年以上ペーパーやってる自分には何の理論武装もできやんよ。

トンネルの中での車線変更はいいのか悪いのか。もうわからん。

 

一つの車に2人運転手を乗せていたんですが(運転歴があるって意味で)、もう一人のサブの子が運転しました。でもサブなの。うっかり行く道間違えて帰ろうとしたしね!

そして御殿場に着いたとき、とりあえず生きてることに心底感謝しましたし、もう起承転結あった気分でした。このまま帰ってすらいいと思った。気分はエンディングのスタッフロールやし。

 

御殿場で降りてから、ここは山梨県でちょっと行けば箱根やら小田原やら富士浅間神社が近いんだなぁ!と感動しました。

しかし富士急近くのホテルに行くまでの道がまたすごかった…!TRICK的雰囲気。

看板は手書きだわ、ナビは道以外真っ白だわ、つか両側林やん。連れだって来た前の車についていく末に、雨で煙っていて、ついていっている前の車が本当に知ってる車か、という気分にもなり、思わず電話したり。まじくだらん。

 

夕飯は適当に調べた地元の名物「ほうとう」。

普通にお腹がいっぱい。もちもちしてるすごく太いうどんと、たくさん煮込んだ野菜。健康的。一説によると武田信玄が陣中食としたらしい。

 

晩にオトコどもの部屋に行って、酒飲みながら、暴れながら、他の部屋の子が廊下で飲んでいたのに素面同士酔っ払いの面倒を見て苦笑いしたり。

男の子同士は複雑ですね。でも子供ですね。

男は、プライドは高い。頭もよい。学歴もある。じゃあ男から女への片想いは(それだけを引っさげているからといって必ず)身を結ぶかというと、そうか?と思う。そう思ってる男は傲慢だとちらっと思いました。同じだけの学歴がある身としても。

そして頭がよいので小賢しい。自分が最小限にしなあかんことをきっちりするが、トップでない分そのツケが(他人に)回ることに気遣いが出来ない。

そのツケを回した相手に、頑張ったことを褒めろと主張されたあたり、あまりの可愛さに眩暈がしました。(誇張表現)

 

翌日Fuji-Qに行きました。DCカードは割引さ加減が半端無いです。

ええじゃないか

こういうぐるぐる回る系は乗ったことがなかったので正直ひよりました。

待ってる間にここのキャラであるレンジャーズのキャラを知りました。半端ないユルキャラ。

結論から言うと、こういう系は得意かもしれません。レバーで体をがっちり固めてあるのでどこを頼りにすればいいのかわかりやすいから、そこにバランスをかければよいので。最初にゆっくり後ろ向きに、結構高くまで上っていったのが一番怖かった。いつ(後向きに)落ちるかわからないし、前はすんげー高くまでのぼっていくのがわかるし。

でもね。

もしかしたら怖かったかもしれないけど、自分のスカートが捲れていただろうことしか覚えていません。スカートを抑えたいけど、支えから手の離せない恐怖。しかもカメラがいつ光ったかわからなかったから。

ドドンパは今度乗りたいなあって思いました。

フジヤマ

いみがわからない

座席はなんか古いし、正統派なジェットコースターだと思ったんです。間違いだった。

首が鞭打ちになるかと思った。もう滅茶苦茶。すげースピードで左右にグネグネ、上下にガクガク、そして座席が腰までしかないので首が支えられない。

前のめりは危険ですとか書いてありましたが、正直前のめりじゃなかったら上半身支えられません。あと精神も支えられません。

私は左で、それはレールに敷居がなくて、本当に怖くて自分のレバーと隣の子のレバーを握って上半身を縮めて全身に力を入れていたら、翌日完璧に筋肉痛でした。

前に乗っていた方々が皆笑顔だったんで安心していたらとんでもなかった。きっとアレは色んなものを振り切った笑顔だったんだ。

ザブーン 行った子曰く、結構高いところからで、あとくっそぬれるみたいです。

ナガシマスカ

一番楽しかった。ポンチョは必須(つけてない人たちはひどかった)。普通に水が入ってくる(波のせいで)。思いもよらないところからくるのでびっくり。

棺桶墓場

最初から流れてる音楽(宗教曲じみていた)をボーっと聞いていたら、死者の声として「心臓 よこせ…!」というのが聞こえてきて、

ああ、いいさ…

みたいな気分になりました。欲しいか。なら、やるよ。って。(おい)

マッド・マウス

もしかしたらすごい昔、私は富士急に来たことがあるかもしれないと思いました。これに覚えがある。

とにかくちょこちょこと直角に曲がるので、これも首をしっかりさせておきました。

シャイニング・フラワー

最後の〆で大観覧車に。その前にジェットコースターばっかり乗っていたせいで、ゆっくり動くとそのうち早く動くところがあるんじゃないかという恐怖にさいなまれました。

風林火山

風林火山って、それぞれの名前の軍があったんだね!」と友人に言われて、ちょっとどうしようかと思いました。ちげえよ。でもそれもそれで面白いですね。

「風:はやきことかぜのごとく」な部下。速度に関しては誰にも負けない。風のように飄々としている。情報戦の速さは神速。

「林:しずかなることはやしのごとく」な部下。おとなしい。時には消えうせるほどの存在感。隠密行動に長けている。女性。

「火:しんりゃくするごとひのごとく」な部下。炎のような激情家。「林」によく宥められている。しかしてその勢いはとまらない。

「山:うごかざることやまのごとし」な部下。坊主。冷静沈着に腰をすえて考える。一番の年長者なせいでバックアップにまわることが多いが、ここが動くときはすなわち最後。

っていう感じだったらいいなあって待ってる間に妄想しました。弦一郎…。

ちなみに「風」以外は見つけられませんでした。みゅうう。

戦慄迷宮4.0

これが今回の目標であるといっても過言ではなかった。

…正直あんまり怖くなかっ(ry

だってそもそも設定が…病院跡、みたいなんで、しみじみ本物を見ていると。あーって思います。

最初に設定のミニ映像を見せられるんですが、出来の悪いゴーストハントのようでした。うっかり細菌の話かと思ってしまふ。

あまりの歩行距離の長さ(約700メートル!)と恐ろしさによって、ギネスにも認定されたという、富士急ハイランドが世界に誇るホラーハウスであり(ry…ギネス並みに怖かったかなあ…??

処刑の館

まなてぃー(処刑執行人)が一緒に行った子の中で最高にうるさいやつにちょっかいを出したようで、くそうるさかったです。

ゾーラ7

射撃は後ろの席だと当たりません。というか私は一個も当たんなかったのに、二日酔いのヤツが歴代5位に位置したのか謎。

タイフーン

二日酔いを再びぶり返させたブランコ。だんだん目が回って酔うかと思ったので、途中目をつぶって歌ってました。

ハムハム

男一人での悟りきった顔といったら…。。。

2人乗りで、前と後で座れる(普通は親子なので)ものだったので、問答無用でそのにカップルを入れました。やったね。

 

帰り道、女性だけの車。恋愛って難しいね。

一度恋愛して、振った子がいました。離れて見えたよさもあり、でも一度付き合ってみた結果も知ってるので、お互い臆病です。わからないでもないですが。

部の運営に関しての話は…もう、組織として、家庭として、どうやったら上手く自分の目的が遂行されるか、をきっちり考えるのが一番という結論に達しました。色んな事情の子が一生懸命やってるんです。

組織の歯車として動くためにはどうしたらいいかというのもありますし、寛容さが大切なのかと思います。男が肩肘張るなら、女はそうあってはいけない。

そうやって、足りないところを補い続けてバランスのよい人間になれたらなあ。

 

「あなたの目が、もう少し、ほんのちょっとだけ見えるようになりますように」

 

皆がそうやっていられたらいいなあ。

三千世界をもう一度読んで、男への母性を身につけたいと思いました。