告別

宮沢賢治が教壇を去る直前、教え子にあてた詩です。

直江が教え子で景虎様が教師!!
(あっすいません)(これはこれでもう)(私は宮沢さんも好きですよー)(尊敬し申し上げてますよー)

私には、

その後で、おまえの今の力が鈍り、
綺麗な音の正しい調子とその明るさを失って、
ふたたび回復できないならば、
俺は、おまえをもう見ない。

「できるか、直江信綱

という幻聴が聞こえます。

おまえのバスの三連音がどんな具合に鳴っていたかをおそらくおまえはわかっていまい

そうなんだよね。きっと直江はわかっていないから。こういうことになった。
その純朴さ希みに充ちたたのしさは ほとんどおれを草葉のようにふるわせた
ふるわせたんだよ。景虎様の魂がふるわされたんだ。あれは東京大空襲の時に山口があなたは生きるんだと言ったから。最後の最後に死にたがっていた景虎様を拾い上げたのは山口の400年越しの執着だったんだよ。
いやまあそれは直江だけどな。

もしもおまえが自由にいつでも使えるならば 
おまえは辛くてそしてかがやく天の仕事もするだろう 
輝く天の仕事。直江がそれを出来る人間と思っていたと思います。
景虎様は割と直江をかっていたとは思いますけどな。
直江には一切通じてなかったと思いますけどな。

すべての才や材というものは ひとにとどまるものでない
これな。これな…
あーもうなんだかなあ。景虎様だって自分の才なんか信じてないよ。
だから直江が信じられなかったのも仕方がないよ。

恐らく暗くけわしいみちをあるくだろう
景虎様は私とワルツをの人だから自分自身はどうでもいいんだけど本当にもう駄目駄目だよまわりが険しい道を歩くあなたを放っておくかどうかという問題になりますからね!

そのさびしさでおまえは音をつくるのだ 多くの侮辱や窮乏の それらを噛んで歌うのだ 
いいかおまえはおれの弟子なのだ ちからのかぎり そらいっぱいの 光りでできたパイプオルガンを弾くがいい

こ!れ!これ直江だと思わないか!!というか景虎様ってそういうところがあると思いませんか!景虎様ってそういう人じゃないかな!
いちいちあれだよね上から目線ですよマジでね。
その上から女王様なところがアレだよね。素で女王様なわけですよね。その女王様を好きになって振り回されてるのが直江だよね?