正直国は譲れない。

翌朝はやはり起きれなかった。起きたら9時だったし。やはり最低6時間睡眠は必要ということか。酒飲んでないんだけど。

土産にお菓子の日高に行ってクッキーとマドレーヌ購入。日向っぽいものを買いたいじゃないか。南国系フルーツ。本来苦手なんだがこの旅行でだいぶ克服できた気がする。昨日はなかった試食品をまた滅茶苦茶食べた。九州に来ては試食品を食べておなか一杯になってる気がする。鹿児島空港ではかるかんを食いまくったしな…。

宮崎駅から特急きりしま7号で霧島神宮駅に。宮崎の椎茸めしが古くからあると見た瞬間それを買っていた。こういうときでもないと駅弁で椎茸弁当なんて買わないぞ。踊らされてる感が満載。ちなみに椎茸よりその下のたくさんのご飯が凄かった。

 

霧島神宮駅に着いて、林田バスが来るまで約30分の待ち時間がある。駅前にタクシーも並んでいて、たぶん阿蘇みたいに回ってくれるんだろうなーと思いつつ今回はパス。古事記日本書紀もしっかり読んでいない挙げ句天照ねーさんよりスサノオより月読が(何となく報われてない加減が)好きとかいう人間は本来こんなところに来てはいけない。

駅横にある足湯に浸かる。うん、満足。足湯はやはり天気のよい日がいい。(下呂は雨で寒かったからなー)

バスで霧島神宮まで行く。

霧島神宮で降りてすぐにある、霧島天狗館に行く。ここでキャリーを預かっていただけたし、麦茶までいただけた。ありがとうございます奥方様。

世界中のお面があってテンションがあがる。笑門ニハ福鬼タルにはちょっと衝撃を受けた。なるほどね、福鬼か…。どんな鬼なんだろう。違う意味でバイラブ面には衝撃を受けた。…シバ…!(笑)天下大将軍、地下女将軍おまけの小林君を知っていたからの衝撃。からす天狗はなんだっけ…たぶん闇の末裔

 

霧島神宮へ。やたら階段があったように思うが…本妙寺のほうがすごかったよな…。

やっぱり高千穂はなぞだ。たぶん天孫降臨はこっち(南)だよな?じゃあ北はなんだろう?

そして天狗というのは、ニニギノミコトを案内した、スパイってことになるのか?天の狗。猿田彦は案内をした。でもそのときに様子を伺いにいったのはあのエロいねーちゃんだよね…(ごめんなさい)。おとされたかな…後に結婚までしたことを考えるとやっぱり。

さてはて噂の天孫降臨。自然に囲まれている。あぁ、九州だ。

招霊木。一体なにを招いているんだろうか。展望台。雲というか霞で見えない(一応桜島まで見えるみたいだが…)。

龍馬とお龍の新婚ツアーの話も出ている。うーん、日本最初の新婚ツアーかといわれると違うと思うし、そもそも新婚旅行ってなんだ。新婚で仕事休んで旅行したらそれは新婚旅行か。それなら記録に残ってないだけでやってたと思うし、龍馬さんたちはもともとの知り合いだから別に仲良くなる必要もないだろうし、彼らには現代のような新婚旅行って意識はなかったと思う。龍馬は個人的には薩長同盟より船中八策の方が画期的だと思うんだが…。常に時代の先端を見ていたという龍馬のキャラ設定?は間違ってないかもしれないが、だからってあらゆるエピソードをそこに交えなくてもいいんじゃないか?

祭神はニニギノミコト。っておまえかサクヤの旦那はぁ!(ちょっとした怨み)今日行くのをパスった宮崎神宮には神武帝がいるらしい。

御神木。正直屋久島行ったあとだと800年も細く感じる。

確かにこの山々、そして木々、特に夕日の頃だと、天が来た、となるかもしれない(という意味にとっておく。あんまり乗っ取られた乗っ取った戰だーなんて話は考えたくない)。ただやはりこの国譲りの話は納得できないところろも多い。ていうかそういうところだらけだ。はっきり言って怖い。どれだけの犠牲がこの話に隠されていたかと思うと。

f:id:kfushikian:20200522211426j:plain

 

そこからさらにバスに乗って硫黄谷へ。途中で龍馬とお龍が見たという噂の滝をバス見学。硫黄谷の霧島ホテルにはバス停からホテルへの送迎が付いてるんだがその呼び出し電話がなんと押しボタンじゃない。なんというのか…指入れてぐるぐる回すやつ。使い方わからなくて思わず友人に電話しましたwwちなみに駅からの送迎は金を取るとの噂。

霧島ホテルには混浴の温泉があるとのことでしたのでまずレディースタイムを待って歴史ロードへ。龍馬とお龍が来ていたり、与謝野夫婦が来ていたり(露天風呂の名前)、司馬遼太郎の素敵な直筆があったり。

あとここ、混浴はキツイ。そこまで白くないし結構浅いところもある(まあ家族が来ると考えるとしょうがない)。