Tanz der Vampire act1

2009年8月22日

●開演前のアナウンス

浦井君だー声高ーい、という印象です。このアルフレートという役になりきって喋ってるのはわかるんですがね…!なんでこう、「浦井君…!なんておばか…!」って思ってしまうんでしょうか(最大限に褒めてます)。

内容は、上演中に携帯とか鳴るとヴァンパイアが来ちゃうよーっていうものですが、うん、是非来い。抱きしめて離さない自信はある。(真顔)

プロローグ

始まってすぐに、左から「はぁ、はぁ…」と焦った声が聞こえ、私は始まったのにあわてて入ってくるお客さんかと思って思いっきりにらみつけ…ようと振り返ったら…あわててた浦井君でした(笑)

プロフェッサー♪っていうのも素敵です。ていうかこれ以外にプロフェッサーって呼んだか?ww

でもこのあたり、まだヘタレ…とまでは思わなかった。というか全体的にヘタレ要素は薄かった気がします。特に最初は、教授見つけたあたりでは、そこまでヘタレな気分ではなく。だって宿屋まで運んだんだぜ?すごくね?

にんにく

うふふー。こういう下町のざわざわは、ミュージカル、オペラ問わず大好きなんです☆でもこれ、マグダもいたと思うと、「男はびんびん」なあたりは中々怖い…。。

その後に一番の部屋に通される教授とアルフレート。学会からすら見放されたこういうタイプの教授がなぜそんなお金を持っていたのでしょうか激しく疑問ではあります。

そこのお風呂に入る宿屋の娘。いくら娘だからって入るのはどうなんでしょうかね。このときにちひろちゃんのルールールー♪っていうのがすごく素敵でした。声が伸びていて。

このときもずーっとアルフレートはあわあわしてました。教授のお着替えからなにからやる姿にうっかり教授×アルかと思ったくらいだ。シャガールの板に頭ぶつけるシーンあたりからかな、自然なあわあわおたおたになったのは…。

きれいな娘を持ったなら

こんな色気満載の18歳がいるかこのやろーという魂の叫びはおいておきましょう。そりゃ心配で釘でも打っちゃうよお父さんは。

しかしこのお風呂シーンから一連の流れ、2階席からはちひろちゃんが丸見えなんじゃないかと要らない心配をしてしまいました。お父さん、頭上ががら空きです!ww

初めてだから

徹底して離れて歌うのに、よくもまあ…というアルフレートとサラ。でもなぜ時々ずれるのだ、お二人よ。特に3度か5度かで合わせるところは、アルフレートとサラでもう違う感じすら受けましたww将来こいつら離れるだろうなーとまでww歌い方が違うのかしら。浦井君は最初長母音、特にエ母音に違和感がありましたが、そのうち感じなくなりました。

神は死んだ

上のナンバーの途中から横を祐さんが通るので目が3つ欲しいと切に願いました…!だって浦井君とちひろちゃんは見たいし、シャガールレベッカと教授は見たいし、横通っていく祐さんももちろん見たいし…!

どうも祐さん、特に前半ですが、ちょっと調子が…って感じでした。高音から始まるからかな…。ファルセットは美しい、でも妙に地声と混ぜられると、フィンテに慣れた私には違和感があります。あと、こう、…あえて言うなら存在感にごまかされた

ここであの声でやたら神だのなんだの言うせいで、ものすごくなにかを思い出しました。この美しい低音でこの耽美発言…そうあれだ、直江@速水奨だ(爆)このあたりで、「吸血鬼妄想サイコー!」と心は躍り狂っていました←

すべて順調~人類のために

にんにくと同じくらいすきww禅さんのロングトーン&高音にも驚きましたが上から鶏がふってきた…(爆)なんかね、あのキャッツで靴が落ちてくる感じね。

あんたは素敵

こいつはヘタレなのかなんなのか、サラの部屋をなんとか見ようと鍵穴からのぞくアルフレート。うん、それ、犯罪行為だね。

18歳に手のひらで転がられるアル(笑)スポンジ最高、と一瞬の口走りが大好きです。このテンポ感にちゃんと乗ってるあたりが。

お前を招待しよう

いやなんつーか、すげえ。祐さんに空飛ばせるかーって…。なんかね、ドリライで手塚が空を飛んだときを思い出して一人で受けました(えっと)あとあの位置だと確実に祐さんはちひろちゃんの全てが見えてるんじゃないかと思います。

このあたりからアルフレートの「ぎゃーぎゃー(>_<)/"」にも違和感感じなくなりました。はい。あれをやりきった浦井君の咽喉に心からの賛辞を送りたい。マジで。でもこれはヘタレとは言わない。

外は自由

エリザのときの「私が踊るとき」を思い出します。ただあっちの迫力に比べ、こちらはまだまだ18歳の外を夢見るお年頃。ダンス大好きです。そのまま駆け出す(寒いって)サラを追いかけてシャガールもまたすごい格好。客席を通る彼らにガン見ですわ。

ヴシャ ブシャ

カチコチに凍ったシャガール…というかあの体制を保つのがすげえ。思わず教授が直してあげたときに安堵してしまった。そりゃ吸血鬼に血を吸われて帰ってきた旦那に釘とか…ねえ。

死んじゃうなんて

マグダは好きになったひとりです(シルビアというべきか)。こういう人好きなのよー。しかしそうは見えんかったがシャガール、あんたしつこかったんだな…(爆)

釘を刺すのに「肋骨の6番目と7番目のあたり」をさがす教授。えっと…心臓って…(ダメな学生)。「いぃぃぃいいいち!」「にぃぃぃいいいい!」「さぁああああん!」うんこの絶叫っぷりはすごいよ浦井君。でも動作(こけるとこ)はまだアレかも…ね。

その後にシャガールにつれてかれる二人ですが、ひぃひぃぎゃーぎゃーなアルフレートと、客席の間を「ちょっとすいません通りますよー」と走るシャガールともうどっちを見ればいいの、って。

なんというか、アルフレートってぎゃーぎゃー言ってるときはまぎれもなく「研究一筋の変わりものの教授の、常識人で臆病で教授の後始末を文句タレながらする助手」な感じなのに、ふとした瞬間に、ものっそしっかりモノに見える(笑)たとえば止めるのにももっと真剣に、それこそ教授にぶら下がるくらいで止める、それを教授が知識欲で振り切る(か引きずる)、怖いからついてく、いつまでもぎゃーぎゃーぶつぶつ言ってる、みたいなイメージだったんだけどね。怖がりが足りない!(でも浦井君が全身で禅さんの重しになったらストーリーが進まないからしょうがないw)

フィナーレ

ヘルベルトがアルフレートにアピール、でも重くて荷物持ち上がらない、というかわいらしさ。血ぃ吸われたい。それとは反対に重々しい祐さんと知ってますといわれて舞い上がる教授。うんこの二人腹真っ黒。

そんな空気をクコちゃんが癒してくださいます。祐さんの腰に頭突き。「うぉ」みたいな。慕われてるねー。でもこれ見てむしろ祐さんへタレ疑惑が私の中に。こう、クコ×伯爵(殴)

そのあとの、スポンジプレイもとい伯爵×アルというかトート×ルドルフというか(あ)きゃーきゃーと心でもだえる女が一匹wwでもや外はどうも祐さん(r