新テニスの王子様 14 15 16

前回に関東関西の二大ルーキーが高校生に喧嘩を売ったところで終わっていました。

金ちゃんの相手であった千歳は「やれやれ…」と自分も放浪癖のあるので寛容。後ろで白石(金ちゃんのオカン)が頭を抱えています。四天は勝ち組がちゃんと固まっていて嬉しい限りですね。

こうみていると、先輩が制御できない後輩という意味で二大ルーキーは同類なんですね。今ではリョーマのライバルは金ちゃんのように思われていますが、そもそも最初(関東大会のあたり)では赤也だったはずですよ。後輩という意味でですが。でも赤也の場合、先輩が悪かった。いや悪くはないんですが、制御できないものがない先輩だったというか、先輩自身が誰にも制御できない存在であったというか、ちょっと人外すぎたというか。

リョーマは実際に試合した結果としてのみ考えると、実力的には手塚に負け、不二と同等。ただ二人とも後輩を制御しようとする気がない。→放浪

金ちゃんの場合、白石の毒手には弱い。ゴンタクレすぎて白石の制御が間に会ってない。→放浪

赤也の場合、三強には勝てない。そして柳や真田の制御が的確。→立海

その結果、同じ幸村に勝てない同士だというのに金ちゃんと赤也が連れだって歩くシーンとかないことに。身近に強すぎる人がいるのも考えものです。赤也と光が連れだって歩く…。意外にありかもしんない。赤也は立海という家に構われた甘えっ子なので、そういう子は外でも割とうまく生きていけると思う。天災とかにあたらない限り。(あれ以来天才が嫌いになってそうだな…)

 

試合は一応続いていました。

前回、ジャッカルとブン太の試合は描かれずに終わったのですがあれはそーゆうものだったんですね。8-6で勝ったブン太ですが、うーん見たかったよう。

立海幸村、柳生、ブン太、赤也 / 真田、仁王、ジャッカル、柳

鬼さんとやった桃ちゃんは腕が壊れています。それを知る旧知の仲の千石はフォローも忘れません。それにしても戦わずして勝つとかラッキーですね。桃太郎の鬼退治からここにまで広げるとかさすがこのみんです。

青学:手塚、不二、菊丸 / 海堂、大石、河村、乾、桃城、越前(?)

四天:白石、千歳(?)、銀 / 謙也、金太郎(?)、小春

 

田仁志VS知念

マジで田仁志愛してるかもしんない。かわいい。ちょ、かわいすぎでしょ?この子、すっごく素直なんだよ。大好き。その後ろで「何か汚いですねえ」と超見下し目線の木手がまたいい感じにSっぽさを出そうとしていて香ばしい。そりゃ帰りたくないよ、沖縄までまた飛行機で帰るんでしょ?なんのために本島に来たのかわからんやん。

でもあのビッグバン(力はあるけど打球が単純すぎる…←)、あの細腕の知念はどうやって返したんでしょうか。あれか、波動球腕一本で返せる不二先輩みたいなもんか。

 

そして試合終了の凛ちゃんを見つけて木手は声を自らかけます。この待遇の差。やはり木手のセリフからもわかるように、彼は美しいものが好きなんですよ。(じゃあ跡部様になんで反応しなかったのか…)

名前すら忘れたがちょっと強かったという凛ちゃん。相手は…東方でした。なんで。ちょっと凛ちゃんなんで。しかもストレート勝ちやし。

まず南と東方はお互いで組もうと思ったと思うんです。このダブルスプレーヤーとしては強いし。全国行ける子ですよ、あの全国ですよ?シンクロとかの!パイルミラージュとかの!お笑いとかの!

で、リョーマは最初ダブルスだということで南に目をつけた(たぶん)。むしろ強引に持っていかれた(たぶん)。なんで地味な二人が目についたのか、それはたぶん無我ってインサイトしたから(たぶん)。そのあと残った東方を、一人で一匹狼してた凛ちゃんと消去法でくっついた(?)そもそも凛ちゃんはなんで知念と組まなかったんでしょうか。そうしたら田仁志が誰とも組んでもらえなくなると思ったんでしょうか。凛ちゃんは試合で思いましたが、賢く美しい獣ですから(わたしのなかで)。

比嘉:木手、凛、知念 / 甲斐、田仁志

 

壇君は無事亜久津にお守りを渡すところまで行き着きます。フェンスの穴が小さくてお守りが渡せない壇君。よくありますよね、たとえば会うことを禁じられた恋人同士が、せめて思いを伝えたいと狭い穴から手を差し出したり、はたまた穴すらなくて壁のこちらと向こうで泣いていたり。切ない光景ですね…。

と思った次のコマで亜久津、フェンス(たぶん針金)をぶっちぎって盛大に穴を開けていました。

情緒ー!!いやすっごく亜久津先輩らしいですけど!大好きですが!壇君への想い(?)が抑えきれなかったのか!しかもお守り受け取るし!やばい格好いい亜久津!さすが任侠の男!

山吹:南(?)、亜久津、千石 / 東方

聖ルドルフ観月 / 裕太

 

ジローVS樺地

ジロちゃんが起きてワクワクして試合してくれてるだけでわたしは舞い上がります。ひゃっほーい!!相変わらずズボン脱いじゃってまあ!愛しい子!

マジックボレー、これは乾の解説によると、マッケンロー並みなんだとか。(こう…ね、普段のあんなお目目きらきらなジロちゃんにはなんにも思いませんが…同人だったら、手首使えなくなるジロちゃんとか読みたいなー)

観戦していた(!)丸井くんも喜んでます。なんてかわいいCPなんでしょうか!お花ちゃんだー!!!ジロちゃんの手首は天性のもの、急にパクれない樺地が敗北しました。テニスがテニヌに勝った瞬間でした。歴史的偉業ですよこれは!さすがジロちゃん!天衣無縫☆

それを観戦していた跡部、忍足、鳳。氷帝は仲が良くて結構ですな。跡部的にはジロちゃんと樺地の対戦なんてめったに見れないお花ちゃん同士なんでしょうね。たぶん樺地はジロちゃんにとって、勝てそうな、勝てなさそうな相手、って感じなんじゃないかな。まあずっと準レギュでごろごろしていたジロちゃんが戦ったことがあるかどうかはおいておいて。

氷帝跡部、忍足、ジロー、鳳 / 日吉、岳人、樺地、宍戸

 

シャバダバダビデの前に、だからなんでサエさんとか選ばれなかったのかな…?と思いましたが、そういえばサエさんって忘れてたけど裕太にも負けたよね。

 

スーパーテニスの門脇とかいつ出てきたんでしたっけ。むしろその時こんなネタ仕込んでましたっけ。

橘さんも大好きな方です。たとえ本性が赤也だろうと構いません。だって千歳があれなんだもん。うううう、九州二翼大好きです。確かに「茶番」っぽかったですけど…じゃあそんな相手となぜ組んだんだ橘。

不動峰橘、神尾 / 伊武

番外:リリア / リチャード

 

さて、これでだいたい決まったということで、すみやかに負けたものは帰れということでバスまで用意してもらってます。(合宿ということで前もって回収してるはずのお金は返却されるのかということが頭をよぎりました)菊とかチョタとか見送り組。えっと、幸さまは?

勝者に笑みはなし、とかあおりがありますがたぶんその瞬間、手塚の横に歩いてる不二先輩はきっと笑顔だ。どうもこの新、不二は手塚をとことんストーカーすることに決めたようです。これを手塚が執着してるか不二がストーカーしてるか意見するのが塚不二と不二塚の差でしょう。

これは…うっかりこのあおりのせいで、「勝者は本当は喜ぶものだ」という観念を植え付けられてしまいました。3日くらいたって気づきました、そういう意味で喜んでるのジロちゃんくらいのものだ。

勝ち組にはキチガイのような練習メニューが提示されます。一日大半は眠っているジロちゃんにとっては死活問題。これが噂の体育会系体罰というやつでしょう。

 

そして負け組はこもごもでした。とりあえずバスの座席。

後ろ座席が4つの意味はないらしい。乾、柳、宍戸、樺地。柳と宍戸とか新しすぎて会話が思いつかない。その前に光と謙也。そうかそうか。その前にユウコハ。(ていうかナチュラルに乗るなよバスに)

裕太と隆さん。えっと、タカ不二(弟)ですか?たぶん不二兄に頼まれたんだと…そう思っていいですか。でなんで門脇となの大石。そこは門脇と裕太とか並ばせたら羆が降ってくるからでしょうか。

甲斐君と田仁志。がっくんとぴよ。桃海。

で、一人席に真田と仁王と伊武とジャッカルとリッチーと東方。立海率高すぎやし。

「くやしくねーのか?」な宍戸さん、さすがのお言葉。まあ…あれだけ鳳相手にいい先輩やっていても(そして受けでも)彼は漢の心を忘れていないんですね。素敵です。

一番に悔しかったらしいジャッカル(だから彼は怖いハゲなんだってば)とか、「侑士ともう一回やれば勝てる」ながっくんとかビッグバンに絶対の自信があるらしい田仁志様とか悔しかったようですし、さりげに仁王も「プリ」とか言ってます。リチャードもそういえば。

その一方、「たわけが!」と皇帝は潔いです。何度やっても勝てないことを知る者は悟ってます。青学メンバーはすがすがしいです。負けてよかったと本気で思っている。果たすべき役目やら、伝えられたことの重みやら、「さあこれから帰って練習だ!」とかなんていい男なんでしょうか謙也(財前が来たからか?)たぶん冷笑してるはずだ、柳あたりは。

バスはとあるところにたどりつきます。だよね、途中で返したりなんかいまどきのモンスターペアレンツにしてみれば格好の口実ですもんね。

そこで待っていたのが斎藤先生と小鹿ちゃん2匹じゃなくてルーキー二人。身長差が物悲しい。あのリョーマが肩に手を置かれているままというのはまだイップスにでもかかっているのか、斎藤コーチに洗脳されたか、記憶喪失か。だって身長低い人って高い人に見下されるのすっごく嫌いだと思うんです。

そういえば主人公って普通苦難の道から這い上がるものだと思いますが、リョーマに限っては決勝戦のあのイップスの時だけです。だから漫画の構成的な意味では関東大会で青学は立海に負けておくべきだったと思う。

敗れし者が進むのは天国への道…それとも地獄か?のあおりも意味が素敵にわかりません。唯一つ言えることは、このメンバー相手に斎藤コーチ一人じゃ苦労すんぜたぶん。

あと大石はラケット菊に預けたような気もしないでもないですが。

そしてユウジも光も参加ってことになるんですね。小石川は?サエさんは?赤澤は?

あと解説係3人組は今どうしてるんでしょうね?

 

にしてもじゃあ…オキラクちゃん…出てこないのか…。あと九鬼貴一とか…。