不二VS仁王

全国大会、無我の境地を目を閉じて素直に返すだけで破った男不二。

普段(目を閉じてる)<開眼(試合モード)<目を閉じる(心眼)という常人には理解不能な不等式を作り上げた男にとって、そう、五感とはなんだろう…。間違いなくテニスに味覚は要らないけれど。

幸村の相手がリョマでなく不二だったら、きっと暗黒異次元がコート上に出現する。ヘカトンケイルの門番召喚してるけど相手は神の子、そういっそこの試合は神そのものが降臨しなければ終わらないんだ-と誰もが絶望したその時、コート上には神(=このみん)が舞い降りた…

てな感じで作者がゲームを終わらせたらきっと伝説になったことでしょう。最後の試合がこれとかちょっと…。つまりこのみんはやはり天才だったと、そう主張したいんです私。

正直無我ってる不二とか見たくない(ただでさえキラキラしてる男なんだから)からもう何も見えなくていいです不二先輩(そういう意味ではない)。不二先輩にはいつまでも、3つの扉なんぞ開けないでぶち破って行ってほしいものです。すでに1つは破った、だからきっと天衣無縫もいけるはず。不二先輩はたぶんあの仁王戦、誰よりも楽しんでた。そう言える。