旋風の生まれる処

 

 

このあおりは一体なにごとだ。

初めて読んだ旋風江シリーズがこれでした。ひとえに周瑜のぐるぐると、孫策の雄々しさと、なんかちょっと腐フィルターかけるぐらいでいけることと(ギシギシあると無理だったと思われる)、そして下の周瑜さんですね!!自分のことに無頓着であっさり死にかけてるところに心をわしづかみにされました。

そしてこの話のキーパーソンは祖茂です。おかげで私は長いことこーいう人(裏切りから入った忠臣)だと信じてました。恐ろしや。でもこれだけちゃんと書いてあるところ、すごいですよ。オリジナルってわけでもないのに。でもコバルトだからできた技ともいえる…。

 

この頃からだよね、天子、というものへの、周瑜の疑いは。疑い、というか、本当に、漢室であれば、天子であればエライのか、ってことにこの年で思い至るあたりヒネてるな。ま、周家分家を取り仕切る男(15)ですからね。

しかし本気で楽師になるつもりだったのか…。なってたら面白いな。伯符の横で美麗な幼馴染、しかし周家の男が演奏している。たまに軍略に口を出すくせに、「楽師ですから」みたいな…あくまで、楽師ですから…(混ざってる混ざってる)。あかん、結構萌えるわ。

しかし髪下ろすとおそろしく周瑜は私好みになりますね(なにを…)

 

蓮は伯符にとってはあこがれの対象だったんじゃないですかー?でもそこに、周瑜への、なにか(腐的な意味でなく)があったんじゃないかなあって思います。

 

「答えを見つけるために、行こう」…えっと、ちょっと待って。行く理由がない、だから行けないって言ってる瑜に、じゃあ理由を見つけるために行こう、って、え、行くこと前提??いつか理由も見つかるぜ、とりあえず俺のそばにいろよ、みたいな?もうそれ立派な理由だよね!

 

いつものあなたじゃないみたい、そんな言葉が脳裏をよぎる…。そうか、いつものあなたじゃないからこんなに可愛いなと思ったのね。

 

友賛かっこいい。こういうタイプ、一家に一台ほしいです。

 

さて下巻は伯符様が悩むターン。ていうかこいつ、公瑾のこと以外で果たして悩んだことがあったろうか。結局自分が言いたかったのよね、言って来てほしかったのよね、公瑾に。まあなんてかわいい。

倒れる周瑜に関してはデフォルトなので言いません。いやー、しかし倒れるのは伯符がいる内なのがね。まあ赤壁で倒れたら軍が恐ろしいことになるからってのもあると思いますけど。公瑾が「自分が弱ってる姿を他人に見せないから」って理由で(獣か)看病してた伯符は自分がなにやってるかもう少し認識してください。

祖茂を殺そうとしたときに、父のように許すことができなかったけれど、それほど衝動は強いものだったけれど、周瑜があまりにもわがままだったので(え)選んでしまったと…。いやいいことなんだけど。瑜も十分Sだわ伯符限定。てめえその前までどうだったんだよ、だよ。喋りたおしておきながら。「だって俺死んでないじゃん、だからいいでしょ?」みたいな。いやもう自分の命くらい自分で惜しんでください。まあ伯符が悲しむから惜しむって姿勢はいいかもです。それをネタに伯符を脅しにかかるのはもうどうかと思いますが。

 

周瑜は理詰めで動く。感情があって、それを揺さぶるのは孫策くらいなんじゃないかという。もちろん慎重、一歩間違えれば臆病なほどだし、孫堅が狙われてたら反射的に動くし、(しかし公績のときといい失敗する奴だな…伯符はしなさそう)感情的だけれども、いろんな感情があるときに芯から揺さぶるのはやっぱり伯符なんじゃないかな。だから康章を許してほしい、でもそれで自分が死にかけたことはいいけど伯符が悲しんだのを見て悲しんだ。どこまで自分放置してるの。

そして祖茂を許したのも結局は…っておい。策は父大好きッ子なんだからどーなるかわかるでしょーに。しかしこの頃から瑜は策の暴走を体を張って止めてきたのね…涙が出るわ。

 

伯海が思いっきり活躍していてうれしい限りです。大人ver.だとこの役は子衡に回るからな。貴重な、いとこ様って感じ。「あーたぶん」とかちょっとお兄さん、信頼はわかるけど(笑)

 

ぐるぐるでわははははな状態の作者様が楽しい。ていうかほんとあとがき別人よ。わかるけど。ボケててスカしてて楽器演奏のエキスパートなのか?って周瑜軍才を作者様に認識されてねえよ!!