機巧館のかぞえ唄

 

機巧館のかぞえ唄 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

機巧館のかぞえ唄 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

 

 

小学生で読んだ時は、結局two sinが何かわからなかったのよねー。あと、ブロッケン山を初めて知りました。

大学生になりました。最初のオープニングがまず誰だ。夢水氏じゃないわよね…年老いてないから。じゃあ平井さん。どこに行こうというのかしら。

第一の夢。two sin see と happen to me … two sin happen to see me ??って…?通信士として戦時中を生きて、部隊は平井さんを残して全滅。最近の文体の変化。建築を断られる。実はからくりはない(覚えてるものだな…)。館の入り口の背の高い人骨模型。「ぺっとんとん」…たまごっちってもう古くなったよな…。針井さん。やり残したことがあって、死に切れない人。平井さんは病んでいて死期が近いかも。いつ来たの針井さん(本当にそういうことは覚えてる…)。

第二の夢。第一の夢が平井さんの書いた小説になって、状況も同じ。「おもしろい、じつにおもしろい!」ってガリレオ?恐ろしいのは、平井さんが死ねないこと。こてこての日本料理。

第三の夢。昔私は、この小説は、「ゲームばっかしてるとこうなるよ」という警告だと受け取りました。若かったな。あと、「やっていけないとわかることほどやってみたくなる」というのも。実際そういう子供でした。やったのは2個くらい覚えています。怒られました…。平井さんが一人、というのはつまり、夢水が招待されたのは平井の夢。その夢の中での登場人物はすべて幻。現実の世界の平井さんには家族はいるのだろうか。だから私はとりあえず、人骨模型が平井さんだと思ったのですが、それだとsinにはならない。罪としてでは、弟さんの話があるけれど、人骨が弟だとしたら夢水が一礼する意味はない。ということはやはり…。だからなんでそれが罪なのか…?

結局わからなかった…なんたることだ。漫画ではまた違う解釈になってたしな。んー?