月の碧き耀夜 前編

 

姫神さまに願いを―月の碧き燿夜〈後編〉 (コバルト文庫)
 

 

章名がきらきらしいですね。「どうしようもなく賑やかな場所に夢が降りてくる」「魂魄の輪廻」…これで魂のルフランって読むんですよ。私に還りなーさいー!

 

「深読みしてんだか先読みしてんだかわからない上にそのどれにも失敗してる破れかぶれ結論を誰が出せと言ったの」テンは相変わらず舌好調ですね。それも最初のうちだけです。今回の話はきつい。歴史に絡むというよりはテンの歴史、過去に絡んでいるからな。冬がキライ、雪がキライなテン。はるか昔に保名の子を産んだ葛葉。

 

カグヤ曰く、感覚を持たないものに宿るは悪魔の力。それを祀ることはすなわち悪魔に魂をささげること。異端。この考えを、どこまでイエズス会は日本人に告げたのだろうか。

カグヤの狙いは、メステレ・フランシスコ。…誰だ。→(調べた)

耀夜で調べたら八王国記(麻木未穂)が出てきました。

 

ハルさんの転生なんてありえない。できるはずがない。そう言い切るのはなんのため。

雲慶の前世は天狗さん。アラヤは大姫。父上様に仕えてた天狗さん。いやがおうにも思い出す源兄弟の絆の象徴。誰より愛するトモちゃんが九郎が好きで結局自分が業を背負ってしまったことを。天狗さん…文覚、…誰だ。→神護寺か、行ったな。伊豆に流されてトモと仲良くなった、「乱暴で、行動力はあるが学識はなく、人の悪口を言い、天狗を祭る」ってなんつうか九郎ちゃんと話が合いそうね!!