秘恋夏峡

 

姫神さまに願いを―秘恋夏峡 (コバルト文庫)

姫神さまに願いを―秘恋夏峡 (コバルト文庫)

 

 

実乃さんの絶叫によって幕を開けました。お久しぶりの平ちゃん登場。吉野で立派な僧に…真魚になろう計画実行中。滝って言ったらあれですよ、もう一本あればいいのに…ですよ。ちなみに受け止めたのはたぶんその土地の人、だったと思います。まつろわぬ者の味方、一味であったはずの真魚がなにゆえに朝廷に与したか。そのあたりの話なんですね…ケベスは

迷いっぱなしの彼がここまで生きてこれたことに驚嘆。きっと実乃さんが苦労したんだわ…。本当に。大熊さんの話はなんか色々ありましたか。恐ろしいことに長尾の者たちサイドであることに実乃さんのせいで気づきませんでした。最初っから景綱さんが出てこればわかったのにぃ。政景さんを思うと天地人の第一話を思い出しますね。

 

そういや吉野に来たことありましたね、テンさん。平ちゃんが義経フリークなのはなんの縁でしょう。巴ちゃんが九郎を追いかけてきたこともありましたね。あまりにも九郎ちゃんが飄々としていたので忘れてました。

九郎ちゃんがどうして愛されたかなんてこっちが知りたい。でもそれは、九郎ちゃんのブラコンっぷりが本物だったことと、九郎ちゃんが本当にどーしょうーもない性格してたからじゃない?(えー)

 

さて。おっソロしい設定きましたよー。まさか五瀬さんが晴景さんと以下略なことになってたとは思わなかったのさー。その子が平ちゃんでも…あれ、なんかおかしいか?別に近親的なアレではないよね?とーちゃんズ以上にかーちゃんが愛してくれたことを忘れてしまったのね。あともーやだー勝手に生きたい―って、ガチな家出ですね。ありましたねそんなことも。光を探そうと思ったこと。結局妻いなかったよね的な。

いまさら女になどなりたくもない。九郎は今のままでタイヘン結構です。って懐かしいですね。九郎と桔梗。魔多羅が、たぶん、それぞれ違う意味で深く想った相手。

 

カイさんの母が、清和源氏の末かもしれない。トモちゃんの血を引く女。でもなあ、トモが浮気性っていうのは公然の事実…。たとえかつてのテンがそのためにちぎったかもですけど。それで政子ちゃんがぶって泣いちゃったのかもだけど、さ。