殉血の枷

 

姫神さまに願いを―殉血の枷 (コバルト文庫)

姫神さまに願いを―殉血の枷 (コバルト文庫)

 

 

吉法師、再登場。桶狭間の戦いの後だというに、ふらふら出歩いてどーするんですかぁあああ!って言ってくれる人はいないのよねえ。佐々成政はすでにしてイエスマン。蝶姫は…むしろ信長にそうやって言われる側(えー)蜃気楼のような「夢の未来」ではなく「未来の夢」を蝶姫に見たのなら、間違いなくそれは信長にとっての玉女。直江にとっての、蜃気楼を現実のものにするために歩きだすその先に高耶さんがいるようにね!!

しかし信長とテンが共闘してますよ。あなあな。

 

はるか昔に保憲さんはなにをしていたのですか、まったく。そういえばハルさん編で保憲さんの奥さんがすげー、みたいな話もあったようななかったような。

土御門が応仁の乱で京を去ったから、あらゆる鎮めが汚された京の地に残された勘解由小路。恨みは当然と思いつつ。

ハルさんはフリーダムですな。外法使いへの道をすすめるとは。