さらば愛しき女よ

 

 

甘いものを買って帰ろう。食べながら善美を待とう。そして熱い風呂に入って、ゆっくりと寝よう。また動き出すために。

この話は善美ちゃんの過去話でありますけど、結構身内がガチで犯罪者っていうパターンはなかったように思うので、貴重です。それの相手がみさおとかならなんの良心の呵責もなさそうだけど、善美ちゃん。の別れた妻。きついなあ。

たぶん、本当に善美ちゃんの優しさが重荷になったんじゃないかなとは思います。暁香さん。優しさにすがりたい時もあるけど、一生自分がいたら腐りそうだとも思うかもしれない。タイプの問題ですね。合わなかったんだな。

善美ちゃんは大人で、たぶんまだ暁香さんのことが好き。だけど、サナや、家族がもっと大事。良心もちゃんと働いた。サナって、善美ちゃんのストッパーですね。

最後、サナのために、ウエディングドレスを着た写真を撮るところ。どっちも好きなのに、それでも順番がある。一番大事なものは、やっぱりお互い違ってて、だから遅かれ早かれ彼らに別れは来たと思います。

 

どーでもいいがこの表紙。最高。満足そうだなロクガツ(笑)