ツーリング・エクスプレス 10

 

 

エドとフランの馴れ初め話。おいおいこれは…出会いは最悪、そしてその後一目ぼれ、というすごい王道パターンをたどったものですな。すごいすごい。

公正さや勇気や決断力。警官として必要なものすべてに惚れたし、逆に言えばそうでないエドなどすでにエドではないのだ。フランはそこに惚れたのね…まわりのクレマンとか全部放って…まああああ。。。

自分を神とする芸術家たちっていう表現はちょっと素敵だと思いました。神など信じず、他人をあてにせず、自分の力でやりとげてきた彼らの誇りですね。

「君はいつなんどきでも最高でなくちゃいけない!」ってすげえなフランの信者は。なんだろう、彼らにとっての女神だったのか。尊敬もしていただろう。そうかそれならちょっとわかるかもしんない。。。(え?)

どうでもいいがアイファンはそんなにいい女だったのだろうか。

そしてあまりにもフランの印象が強すぎてリュシーがゲイに走ったと思うと泣ける。ま、ですよね。きれいな薔薇には毒ありですよ。

 

後半はディーンとシャルルの逃避行の始まり。ついに!ついにですよ!!ああ長かった…。

にしてもリュシーの物わかりの良さが恐ろしい。おまえ…。。いやカケオチだけど…。

そしてウィーンのホテルの一室でなにやってたんですか。ブタペストに行くのにビザがいるお年頃…いや待てディーンとかどこの国籍になってんだろうかいな。アリョーシャに知られてちゃまずいからビザ取得したのかな。