ヘヴンズ・クライン

このヘヴンズクラインの紹介文=通販にいそしむ忍が普段とちがったキャラとあったことでオーラバに興味を持ったのですな、私は。そんな一冊。もともと長編モノは短編から読むか最終巻から読むかな傾向のあった私です。

 

ミノムシはミノを含めてミノムシと呼ぶのであって、ほんとは尺取虫ですぅと可愛い声を出しても通用せぬのだ。まあどうであれ、君の友人であることを辞めないがな。

色即是空、いっさいは空だ。どっちだってよかろう。

俺は里見という人間を尊敬しており、そんな友にふさわしくあらんと願っているのだ。そこのところを貴様に全却下されるのは、俺はたいへん悔しいところでもあるのだ。わかれ、阿呆者!

本当に正味のところ、メビウスやらクラインやらの、閉じた世界を、なにより脱出せねばならないのは貴様ではないのか。

blogによるとたぶん十九郎ちゃんは京都に行ってしまうんだろうからな。アツシサイジョーは切ないんじゃないかしら。

物事の限界を超えたい。願わくば、もっと他者のために。だけど、おまえは他者を救える優しい人間だ。覚えておくよ、ずっと。

 

ハツリさんとミシロさんのお話。昔の頭のよかったアリストテレスっておっさんが物事にはこれからなんかになるものとなってないものがあるとかなんとか。きーさんって里見さんと知識量は競ってるのに里見さんと違ってその知識を生かす方法が明るいですよね。いいなあ。