今回は怪物にも意思があったということで、確実に怪物よりも人間の方がひどいよねという形になりました。作者がアメリカによほど腹をすえかねていた時期でしょうか。
参考資料のアメリカこきおろ史っていうのがいいですね。読みたいものです。
ドラ娘ことアーテミシアは、戦う能力と手札はあったくせに自己憐憫に浸っていただけという言われ方をしたら否定はできません。生きる意思がなかったわけだもの。でも最後にマイラにひと泡吹かせてやろうとした根性は好きですね。その根性がもうちょっと生きる方向を最優先にして働いてたら大好きになっていました。
人生は短く、読める本の数は限られているのよ!