やじきた学園道中記 2

やじきた学園道中記 (2) (秋田文庫)

やじきた学園道中記 (2) (秋田文庫)

 

 必殺伝説の巻。腕に覚えがあるのならてめえの恨みくらいてめえで晴らせよ。いやまったくですね。でも出来ない人もこの世にはいるわけで、それをどうするかは民主主義で弱肉強食の世界ではね、もう頑張れって感じですよ。

白妙さんはいい女だと思いますよ?緑川も婚約破棄なんかしなけりゃよかったのにねえ。あんたは牡丹だ。咲きさだまりて静かにしといで。まさに百花の王だから。

狭霧と小鉄の再会。って言っても完全に男の子同士の痴情のもつれとか言われてますがね。お前が心を閉ざしてただ逃げるのを俺が黙って見ていると思うか。これからずーっと小鉄はそう言い続けるわけですよね。狭霧はまあなんつーか、背中の彫り物の話はそんなに重かったのかとも思うし、それよりもなによりも倒れて引っかける相手が毎度毎度すごすぎる。(飯田を引っかけたのは見る限り結構幼い時分よね)

そして毎度出会う男衆。ちょっと好きだったな中村さん…ってまじか。やじさんそれ本当か。