東京S黄尾探偵団 その女、凶暴につき (東京S黄尾探偵団シリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 響野夏菜,藤馬かおり
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/02/28
- メディア: 文庫
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梶井と妙子の関係にむしろ興味があります。
いやーなんつーかロクでもないよねみーちゃんの家。メイもひーこも過去は過去だけど、それはいわば一人で築き上げた過去なわけで、家族ぐるみですさまじいのはみーちゃんです。
下保の契約書をぶっちぎったみさおさんは、彼が自分の嫌いな親父のいいなりなのが我慢できなかったんじゃないですかね。
重造さんのおうちにセルゲイ・ハーノフ!ちょっとこんなところから伏線張らないでよ!
オレたちの場所。メイの不安定さはこんなところからも見えているような気がする。もちろんショックだったとは思うけれど、それはそれでいつか無くなる場所なんだと。手のひらに、束縛があるはずがない。(雲雀さんが、いつまでも並盛で学生やってるわけじゃないように)
で。キレましたみさおさま。なんか降臨してます。
いやメイと同じくらいみさおがイエローテールが好きだってわかってんのよ。でもなんつーか切キレてもろ肌脱いで日本刀振り回してるあたり尋常じゃない。
あと出入りしてる総長のテンションも尋常じゃないです。そのひーさんが呆れたみさおさんももっとすごいけど。
さて、作者様の恐ろしいドイツ体験記。いやいや同じようなことやりますようちらこれから!ナビはある予定だけどね!
まず標識が読めない。地図が読めない。高速で出損なうと降りられない。地図は不親切。道の縮尺は嘘。街灯ナシ。Uターンできない。ドイツは週末にほとんどの店が閉まる。
ナビがないって怖い!と思って巻末見たら、発行されてたの2003年だった。えー!そんな年月たってたんかい。