Zermattへ

朝目覚めて、1階に朝食を食べに行くと、パンやチーズやハム、果物等の横に卵が。いやいや茹でても冷やせんくない?と見ていたら、家族連れのお母さんが卵の頭だけ割って中から掻き出していました。なるほど、剥くんじゃないのね。
ちなみに食堂の扉はセンサーで感知して自動で開いてくれました。なんでそーいうとこだけハイテクww

雨は上がり、長袖+半袖の重ね着でBasel駅へ。スイス側ではなく、フランス側から入ったようで、昨日とは違うところを通って構内に行きます。
ドイツと同じくスイスの列車も分かりやすく、ICに乗り込みます(昨日のICEは電光で行き先が書いてあってわかりやすかったのに、今日は書いてないよ~と思いましたが、ドイツ語の後で英語のアナウンスがありました^^)。ただどう見ても、ドイツの電車の方が機能的で綺麗だと思う。
バーゼル駅には日本と同じく落書きがあり、何故か鎧武者が描いてあったりして(しかも無駄に格好いい)。
まわって来た車掌さんは、メルシィって…あれ、フランス語だ。さすがスイス(?)ドイツ語とフランス語と…後はイタリア語でしたか?とにかく3-4ヶ国語を国内で使ってるんだとか(by地球の歩き方
Bernで進む向きが逆になりました。日本では進行方向と逆向きだと気分が悪くなるのに、何故かならないのです。
窓の外では馬がのんぴり草を食んでいたりしています。ここは大観峰って言われても信じる。しかし馬かどうかよくわからんので、「あえて言うならケンタロウス」とメモしてあるwいやありえんからそれはwww

Vispからはいかにもな観光車です。 しかしこの列車、ユーレイルパスが使えない(割引)らしく、Zermattまで往復49.5CHFかかります。寝ボケてて英語下手な私にちゃんと説明してくれてありがとうお姉さん(さすが観光国スイス)。列車内で精算してくれました。
ここは四国か屋久島かという風景の中に、石でトンネルが作られているの見ると、スイスやなぁと思います。
そしてすごいのは、列車から見える家がほとんどすべて、花で飾られていること。(もしかしたらホテルだったのかしら?)可愛い。
あとスイスの駅にある時計が皆一様だったのだけれど、シンプルでかわいい。秒針の先に赤い○がついてるだけなんだけど!ちょっと欲しかった!

観光車と言ったのは、窓が上にもついているから。綺麗に上まで見えるのです。
そして日本の山を電車で通っていてもあまり感じないのが、この上の方の岩。岩というか、たぶん森林限界なんだと思いますが、それにしても最初のあたりは緑だけだったのに、だんだんとこういう風景が見えるようになってきます。

さんざん日本の地名を出していますが、どうも海外に来たいやっほぉおお!な気持ちになっていないのです。日本の続きみたいな気分です。
たぶん世界には、自分の知っている土地と知らない土地の2種類しかないのだな、と思いました。
(Basel SBB→Zermatt:0828→1152)