ベルン

ヨーロッパに来てから本当に夜寝るようになりました。それはこの次の街、ローテンブルグに行くまで続いています。
日本と違ってよく歩いているからかな?まだ時差ボケなのか、生●のせいなのか…。

昨日は下道を通ったので、今度はアーレ川を渡るコルンハウス橋を渡って旧市街に入ります。そのまま大通りを渡って、反対側にあるキルヒェンフェルト橋も渡ると、いくつかのMuseumが見えてきました。残念ながらまだやってないみたいでしたので入れませんでしたが。(どっちでもいいやと時間の確認を怠るとこうなる)

また橋を渡って旧市街に戻ります。
メインストリートはアーケード街です。昨日もそうでしたが、昼間っから親父共がカフェでまったりしてるってどうなんだろう。働いてるの?
アーケード街なので当然空が見えなくて、明るいんですけれど、なんか圧迫感があります。なので引き続き道路を歩いていました。通りは石畳で出来ていて、アスファルトや土に慣れた私にはものすごく歩きにくかったです。ここにキャリーバックで来たらたぶん死にたくなるだろうな。
ここから旧市街をふらふらと。アインシュタインの生家もアーケードの中にこじんまりとしてあって、何回も探してようやく見つけました。目立たなさすぎやろ。(歩道を歩いていたら普通に見つけられると思います)

メインストリートから一本入ったとこにあった像。ツアー客が群がってたんで。ベルン=熊を仕留めたからこういう街名になったとかいうのなのかなあ。

この像の斜め前にあった教会。
教会にしてはかわいい。。だまし絵(人が延々階段を上っていったり、柱が一本内側で支えてあったりする…エッシャーだったかな?)っぽい可愛らしさです。教会に可愛いもなにもないんだけど、あのスイスの田舎町で入った教会とはまた違う、スタイリッシュな可愛らしさ。

メインストリートも路駐が多いんですが、それでも道幅が広い(トラムも通る)ので通行に不便はありません。道路の真ん中になんで噴水があるのかという点に疑問はありますが。
でも一歩路地に入るとこんなんです。道幅が狭いのにでかい車に乗るから!(体格差があるのでしょうがないと言えばそうですけど)
でもこういう街が嫌いじゃないのです。

→何故いきなり上から水を降らせるのか。謎。
観光客は「ええ?」って感じで見上げていました。

さて、最後に残しておいた場所、ベルンの大聖堂に行きます。

入ってまず体力のあるうちに、とチケット(4CHF)を買って、上ります。すっごい細くて小さい螺旋階段を…。ここに限らずたいていの塔は螺旋なので、途中でぐるぐるしてきちゃいます。

上まで上って、しばらくベルンの街並みを見ていました。

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街が川と共存してるなんて、まるで松本のようで。
でも松本と何が違うって、あの街の川はもっと柔らかい。さらさらしている。ベルンの底が見えない川とはまた違う。

この街に高耶さんがうまれたらまた違ったのだろうか。もうちっと色々気にしないおおらかな人になったのかしら。トラムに乗った高耶さんとかめっちゃ可愛い。じゃなくて、川が血を流している、なんて言われたって言い返せる。日々人の葬式見て疲れてるんだなって(?)

遠くにスイスの、昨日までいた山々が見渡せる。さすがアルプス。こんなとこまで松本だ。
水と綺麗に共存しているこの街を、私は割と気に入ったのだ。
…下りる時に上の方で鳥か何かがバサバサ…ッ!って言ってびびって足早に下りてきました。

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大聖堂と言うからにはステンドグラスがあり、しかし窓の半分くらいしか描いてなかったり、修理してたりで。
でも修理してるところに痛々しさと一種の萌えを感じたのは何ででしょう(@神紋)

教会内に座って、しばらくまたぼーっとしてました。
正面のステンドグラスにこちゃこちゃ描いてあって、それが美しいんだろうが、忙しない。例えば宗教感のないこちらからすれば、十字架にかけられたイエスは真ん中にそれとわかるように(周りに何も描かないとか)描いて欲しいのだ。飾ることの意義の差を思う。

さてベルンの観光を半日で終わらせて、バーゼルのミグロで昼食を買って、これからドイツのローテンブルグに向かいます!