ヴュルツブルグ

Wurzburg(ヴュルツブルグ)では駅からまっすぐに伸びた道が二股に分かれる、その中心のHotel Wurzburger Hof(ダブルで€52.5/人)に泊まります。
ちょっと駐車場がややこしい位置にあること以外は素敵なホテルでした。朝食のレストランにはインコ(カナリア?)がいるし。エレベーターではなく階段で下りると素敵なインテリアやお庭が見えるし。
夕飯を食べに行った友人たちが買ってきてくれたワインを飲んで、久しぶりに夜中まで起きてお喋りしていました。ここからワイン飲んだくれ生活が始まります(同時に睡眠時間も平常に戻りました)。

最初に向かったのは聖マリア礼拝堂。せっせと修理中、なのはともかく赤い。作りたての土の赤さよ(詠嘆)。
入り口にアダムとイブがいます。
ドイツは基本的に教会が似ている(と感じた)のでもう最後にはなんだかよくわからんくなっていました…。
教会は好きな方だと思っていましたが、一度に見せられるとあんまり興味がわかなくなってくることが判明。

ここでペットボトルのお水を買ったんですが、スイスに比べてドイツのお水はまずい…。まずいっていうか、歯の表面に違和感を感じたりするんです。
硬水の不愉快さには結局最後まで親しめませんでした。慣れたけど。

ヴュルツブルグでは、離れたところにある2つのメイン、マリエンベルグ要塞とレジデンツが外せません。マリエンベルグ要塞は山の上にあったので、まずそこから行くことにしました(疲れる前に!)
いざ決めたはいいんですが、とりあえず川を渡ってみるも、どこから上るのかさっぱりわからない!
ふもとにYHがあったので聞いてみて、教えられたように上っていきます。

f:id:kfushikian:20200522234215j:plain 遠くの山に見えたお城。アラジンでも出てきそうな。
聖マリア巡礼教会で、この中にあるピエタに祈ると病気が治るとかそういう奇跡があった…らしいです。

途中であった石。これはベンチ…?とよく見てびっくり。たぶん、教皇様の頭の後ろ…じゃないかしら…?え、なんで埋もれてるの?シュールすぎてなんだかわからない。

途中にはぶどう畑が広がっていて、またお約束にも蜂が…!でもあのおいしいワイン(フランケンワイン?)はここから出来てるのよね。

マリエンベルク要塞の2つの博物館、マインフランケン博物館・領主の館博物館は合わせて€5です。(地球の歩き方には学生€4って書いてあったのに…)
もともとこの要塞はケルト人の避難所だったとか。
ヴュルツブルグは第二次大戦で空襲にやられたのか、とにかく破壊された街。遥か昔には農民による反乱がおこったとかで、それでこんな要塞が出来たみたいです。
ヨーロッパは宗教に対する反乱がよく起きているような気がします。。
こんな高いところに要塞を作ったので、ものすごーく深い井戸が掘られていたり。

博物館は先史時代のものから中世のものなど色々なものが展示されていて、すっかり長居してしまいました。
(でも今思うとあんまり記憶に残ってない;)
→今朝の聖マリア礼拝堂の入り口にあったイブです。あっちがレプリカなのかこっちがそうなのかはたまた両方なのか、それは定かじゃないです。でもイブねーさん、もっと隠すべき場所はあるだろ。せめて髪使ったらもう少し隠せると思う。
すべての塔の上にきんきらきんな像があって、ちょっとおいおい…って思います。
いやなんつーか、自分が権力者になった時に「おめでとうございます!」とか言われてこんなことされたら恥ずかしくて死ぬと思うの。

中世のお城!という要塞を出て、どんどん街に下っていきます。さすがにローテンブルグよりは都会です。€1shopとかあるし。
適当にピザを買い食いしたり、ジェラートを食べたりして、レジデンツに向かいます。