ニュルンベルグ つづき

だらだらと坂を歩いていくと、カイザーブルクに到着します。
チケット売り場には赤ら顔のおっちゃんがいて、「××は面白くないからやめとき」とか言ってきます。ちょw商売人ww
€5払って、井戸のツアーの時間までにまずKaiserburg-Museumに行きます。

天体を追い求める人たちのロマンですね!
望遠鏡とか。昔のヨーロッパの人たちが覗いていたんだろうなって想像できます。

全身アーマーなど、中世の武器も健在です。ああいう鎧を見るとどうしても小早川奈津子(@創竜伝)思いだすんだ…w
大砲もありました。戦国時代っぽい。

そしてまだ時間があったので、にのぼることにしました。
ぐるぐるした階段をのぼって着いたのが展望台です。木製なのですが、まあ落書きの多いこと!それもいっそ芸術的なのではなくて普通の子が描いたようなやつ。

いかにも中世ですという建物。
街の作りに全く規則性がないところもごちゃごちゃとしていて素敵。
こういう家、小学校の時工作の時間に紙で作ったんです。窓ははさみを入れて。そして皆で作ったのを適当に並べて展示会をした…そんな思い出がよみがえってきました。

さて時間になったので、おっちゃんが言っていた通りのところ…というより人がたくさん待っているところに行きます。
暑かったので皆日陰でぼーっとしてましたw

f:id:kfushikian:20200523000223j:plain 井戸のツアーと言っても井戸のある塔?にお姉ちゃんが入れてくれて、ドイツ語(希望者がいれば英語も)で解説してくれます。
この解説役のお姉ちゃん、右のしましまの服着た女の人ですが、今回の旅行で一番素敵な解説の人でした!雰囲気がね、明るいというか、正なんですよ。生き生きとしてる。太陽の下で恋人とデートしてるような、明るいドイツの人って感じでした。
井戸自体は水を入れて5秒後くらいに音が聞こえるくらい深いです。つまり初速度がないのだから、x=1/2gt2に代入すると大体100mくらい?

次に向かう場所は決めていませんでしたが、ゲルマン国立博物館という大きなMuseumがあると知り、そこに向かいました。(こーいう行き当たりばったりなことするから…
地図に従って歩いて行くと、どんどん街が近代的になっていきます。
…これはもしや新市街とかいう名前になっていやしないか?と思うところにありました。超近代的な建物が、ドイツに有名な画家なんていないしーと舐めてかかった私の目の前にそびえていました。
あえて言おう。一日がかりじゃないと制覇しきれないと思う。予想外でした。建物自体も芸術的に入り組んでいるので何回同じ場所を通ったか。もちろん係員の人があちこちにいるのですが、パンフレットが頭の中で3次元にならなかったんだ。。€5でこれはもうお釣りがくる。

最初丹念にpre- and ancient historyから見ていって、golden coneやらeagle fibula、bull sculptureを見て、古代の人って時々ツボにはまる装飾品を作るよねーと見ていたのですが、
この調子で観て行ったら今日中にミュンヘンには到着できん!と思い、流し見することにしたのです。それでも時間かかったし、めっちゃ足疲れたけど…。
エスやマリアの像をあえて教会の扉を開かないと現れないようにしたり。
昔の楽器があったり。
大航海時代羅針盤やら地球儀やらがあったり。
昔から今の衣装があったり(今の衣装ってジーパンだからな!)、家具や食器や台所用品があったり。
現代美術があったり(題名がドイツ語なのでよくわからんのが悔やまれる)。

そんな美術館を出て、職人広場を覗いて、ミュンヘンに向かうべく駅に行きます。
今度は上(道路)を通らずに下(地下道)を通ったのですが、ちょーっと怖かった。階段でお兄ちゃんたちが喋ってるんだもん。人通りもそんなに多くないし(治安的な意味じゃなくてね。人通りが多かったらまだいいんだけど)。
しかも事前に調べた電車の時間とはちょっとずれていたものの、なんとかなるわーと思ったのですが、あるはずの乗りたい列車がない。
なんで?とじーっくり黄色の時刻表を見たら、土曜日にだけ運行していないという列車だったのでした。まじフェイクやし。
しょうがないのでちょっと遅めの電車に乗りました。(しかもたぶんちょっとだけ遅れてミュンヘンに到着したと思う)