ミュンヘン フォッカー!!

ニュルンベルクから本来は電車で1時間くらいの距離を2.5時間くらいかけて、ミュンヘンに到着しました。
降りた瞬間、構内にいる人の数にびっくり。ミュンヘン、さすがの大都市です。

今日泊まるホテルは…なんと、メリディアンです!★★★★★!!!それでいてダブルで6700円!
明日、夜行に乗るし、旅の中間あたりだし、ちょっといいところに泊まってもいいよね、くらいの気持ちで探してたら、オクトパスにあったので速攻予約しました。
部屋にはもう友人が到着していました。今日まで頑張ってくれたベンツも返却してきたそうです。
スイス&ドイツという比較的まともに運転できる土地だったのですが、それでも1週間以上毎日運転した子はお疲れでした(海外では何回も運転してる子なんですが…)。
短期間ならいいですが、計画を立てる時にはレンタカーという選択肢を入れつつ、無理はしない方向で考えるといいと思います♪

ミュンヘンは駅からほとんど一本道で市街の中心まで行けます(ってドイツはどこもそうか…)。途中工事していたので地下を通りつつ。
大都市だけあって今までとは人の多さもガラの悪さも違います!いや全然平気なんですが(治安的な意味ではない)、それでも「東京は怖いとこだべ」的な気分…!
ちなみにミュンヘンではかつてスリなどの軽犯罪系はあったらしいです。
カールス門を通ると旧市街、見慣れたドイツの街並みが見えてきます。

新市庁舎の下を通ってRatskeller Munchenに入ります。
ここは地球の歩き方にも載ってたし、VISA優待にも載ってたので、大丈夫だろうという気持ちで行きました。が。
…いやー。なんつーか、これは…。。。。個人的にはここはちょっとダメでした;;
いやもちろんちょっとドレスコード的にぎりぎりな子が一人いたせいかもしれないし、それ以前に全員20代の東洋人ってことであれだったのかもしれんけど、店員さんも忙しくてなかなか来ない(というか一回頼んだら人が決まっちゃうみたいで、その頼んだ人が…ドンくさかったのだな)。
じゃがいものもっちりしたのはおいしかったし、白ソーセージ(中だけ食べる!)もおいしかった。そう、伝統的なザ・ドイツ、という料理はおいしかったのに!
問題はシーザーサラダなんですが、食べた友人が一言
「ヒット打って全力で3塁に走ったような料理」
イカが塩辛くて、この付け合わせのパンが、食べた人によるとイソジンの味がした、らしい…。
イソジンイソジンと騒ぐ私たちを、近くにいた日本人が奇異な目で観ていました。

最後に唐突に後ろに座ってた老夫婦の旦那さん(といっても恰幅のいいドイツ人男性)が、「皆で写真撮ってあげるよ!」と言ってくれたのでお言葉に甘えて撮ってもらったのですが、何故か席に帰る時に私の首(というか服?)をいじっていった…。思わず悲鳴あげたんですが、奥さんも含め笑ってるので日本人的に笑ってしまいました。なんだったんだ。

ミュンヘンの街をふらふらしてからホテルに帰ります。ホテルの下のBarで男性陣は飲んでいたらしいのですが、私はそのまま寝ちゃいました。
それにしてもメリディアンではバスタブとシャワーは別についているわ、シャンプーとリンスと石鹸とか色々置いてあるわ、久しぶりにいつも使うホテルな感じがしました。アメニティがちゃんとある!
このホテルでスリッパをパクり(ただ)、そこからずっと持ち歩きました。スリッパはあればあったで便利です。
さすが、メリディアンは朝食も豪華でした!
やっぱりスイスでよくあった、パンとハムとチーズとヨーグルトとキュウリとトマトと…みたいな朝食に比べたらテンションあがるってばよ!おうよ!
何が面白かったって、「みそズッペ(スープ)」と「ご飯」って堂々とあったことですね。日本人何求めてるんだって思いましたもん。
中国人は世界を中国にするという話ですが(中華が好き)、日本人はたぶんそんなこと思わないと思う…。その土地の名物料理をきゃっきゃと食べますよ。舌に合いさえすればな。
とりあえずみそズッペにはみそが入っていなくて澄まし汁っぽかったですし、ご飯はもちもちしてなかったです。細いお米…何米って言うんだろうか。アレではネタになるだけだからいっそ置かないで欲しいと思いました。

荷物を預かってもらって、まず最初にドイツ博物館にトラムに乗って行きます。
トラムのチケットの買い方がねー…地球の歩き方見てもよくわからなかったんだな。どれを買えば一番安いのか、とか。何でお札を受け付けてくれないのか、とか。なんとかなったし、そもそもトラムではチケットのチェックなかったから、なにも起きようがなかったけれど。
トラムの中ではちゃんと電光表示があるので、迷うことなく降りられます。

€3のチケットを買って、博物館の中に入ります。安い…安すぎるよ。
朝一でここに来た理由はなんといってもフォッカーDr.Ⅰを見たいから!レプリカだけどな!!
ああ可愛い!
3枚の翼で小さく飛んでます。
下から見るので最初気づかなかったけど、さりげなく乗ってますレッド・バロンが!!
もうこんなに真っ赤な機体で飛ぶなんて。馬鹿じゃないのこの子!
下から見上げるとすごいしょぼいのが(ああっ!)わかります。
よく見ろ日本人。これが、漢だ!!
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ロタールやらヘルマン・ゲーリングやら、こういうところで喧嘩していたと思うとマジ微笑ましいですね!
…ほらほらそんな喧嘩してると…上空からレッド・バロンが見てるよ!

論文調に色々書いてあったりして、やっぱりマンフリートはちゃんと生きてた人なんだなあって(どういう感想)
須賀さんの妄想のなかの人じゃなかったんだね。
まさにエースでしたよ。
ベルケ好きーなレッド・バロン
ひねりこみだってなんのそのです。


その頃のドイツはやっぱSUGEEEEEEEEEEEE!!!なんですが、それ以上にSUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEのがロシア様。おさすがでございますロシア様。あの性格であの大国っぷりがもうテラSUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!

このようにこの子だけでうきうき☆しましたが、もちろん他にもイケメンたちもたくさんいます。ああ素敵!!

ちなみに入ってすぐにお出迎えしてくれるのは船です。
こうやって船員たちは船を操っていたんだなあと思うとわくわくわく。。。
まあその頃のわくわくをもっと味わいたかったらイギリスかスペイン行けって話ですよ。

外に博物館のお土産屋さんがあり、このテンションのまま思わずフォッカーDr.Ⅰの模型を買ってしまいました。荷物が大きくなるとかそういうことを一切考えずに。
帰ってきたら父は「渋い趣味してるね」とときめいていたし、母はひたすらドン引いていました。
Deutsches MuseumにはInternetshopもあるようです(じゃあそこで買えよ!