屋久島ジュウソウ

 

屋久島ジュウソウ

屋久島ジュウソウ

 

 

屋久島で私が出会ったオヤジたちは、筆者が山小屋で出会ったオヤジたちよりはたぶん下品ではなかったんだと思う。いや、決して上品とは言えなかった人たちもいたが、夕食など「よおねえちゃん、飲むか!」みたいなノリで話していた。日焼けしていたけど、なんというか、同じ山に登った者同士というか、ドームでビールおごってくれるタイプのオヤジ?

 

屋久杉は私が会った時は思いっきり雪が積もってた時期なので、そんなにしなびてなかったよーん。

でも行き帰りが違う道なのはいいな。行きも帰りもトロッコ道だとトロッコに飽きてくるのさ(って調子こいてまわり見て歩いてたらコケた)。

 

宮之浦岳は九州最高峰なんだね。阿蘇よりも高い山に登ったのかあ。それは疲れるわ。でも今思うと、2日がかりなら阿蘇に登りたいなって思う。あれを走って登ろうとしたから無理だって思ったんだな。

 

確実に降りてくる際の橋は怖いと思う。高所恐怖症ではない私も手すりがない+ちょっとハイ+降りてきたその勢いが止まらないという状態で歩いていたことが恐ろしい、とあとで思った。

 

ちなみに屋久島で買ったグァバ茶の葉がいまだに家にある。この冬こそは煎じようと思って毎年が過ぎる。1lに3gで10分ほどアク取りしたらできるはず。100均でお鍋でも買おうかな(家のでやったら怒られる気がする…)。

 

私は旅先でキレたことはない、と書こうとして、あ、一回あった、と思いだした。台湾で、チェックアウト後のホテルからコートが消えた時。ツアー客が間違えて持って行ったらしく、空港で受け取ることが出来たが、それにしてもあのときはカッとしたなあ、と思う。

そのせいで旅行には「無くなっても惜しくないもの」しか持って行かなくなった。それは正解だと思う。思いもよらんことで汚れるし。

金銭に関しては日本円に直すとわずかということもあるし、あまりボられた記憶もないしともめたことはない。私がボケているのだとしたら残念なことであるが。

 

それにしても筆者はものすごくよく海外に行っているな、とちょっとびっくりした。そんな人が屋久島がまだだった、というのもびっくりだ。

今でも人種差別はあるし、それが相手の問題だと一概に割り切れないのがつらいけど、それでも自分に誇りを持つことが出来たらいいのにな、と思うのだ。だいぶん難しいとも思っちゃうけど。

ちなみにブログの旅行記を読むのが好きな私は、こういうエッセイ大好きっす。