ハードボイルド/ハードラック

 

ハードボイルド/ハードラック (幻冬舎文庫)

ハードボイルド/ハードラック (幻冬舎文庫)



ハードラックはなんだか希望なんだか絶望なんだかよくわからんと思った記憶がある。そもそも11月についての意見として、どう考えても冬が近くなって鬱になる、というのが私の意見なのだ。その通りお姉ちゃんは死んでいるし、境くんとも別にこれから一緒に住むわけではないけれど、うーん、夏にむけて頑張ろう、かなあ…(なんか違う)

 

どっちの話も大事な人が死んでしまうし、ハードボイルドにいたっては出会いすらない(…おばちゃんとか?)のだけれど、死んだ人を大事に思うことと囚われることは違うし、なんだかんだと生きるしかないという気がしてくる。西洋洋菓子~みたいな、そう簡単には変われないよな!っていうの。


確かこの本は湯布院帰りに立ち寄った博多で買ったのだ。本を買うという行為が至福だった時代だな。しかし我ながら決めることが出来ない子だったので、徐々に親の機嫌が低下していくのがわかり、あわてて買った…という。