LOVE MODE(11) 志水ゆき全集 (ディアプラス・コミックス)
- 作者: 志水ゆき
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2015/06/19
- メディア: Kindle版
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なんとなく最初に読んだ時、史貴は納得済みで死んだのかなって思ってましたが、そういうことではないのね。
日本で蒼江の当主になって色々忙しくなる怜二に再び会えるかどうかもわかんない。でも一番怜二が大変な時に来て、なだめて、怜二になら落ちてやってもいいと思った。高宮の父の面影から抜け出ることが出来た。そして怜二を好きになった。愛する高宮の友人にもなってやれている。だから満足して、帰ってきたのかもしれない。
その瞬間病院に行くより大事なのは怜二に落ちることだったんでしょう。将来のことじゃなくて、ダメな瞬間ってあるから、たとえば高宮が父が亡くなった時に傍にいてくれたように、いてやりたかったんじゃないかなと思うのです。
まあしかし史貴がむこうで笑ってるからって…そうだよな最愛の人(マイナス2人)は向こうにいるんだもんなそりゃ笑うわ。
蒼江の家のゲイ事情は思いっきり複雑でしたので、むしろ高宮の方が明るく楽しい健全な生活を送っていたんじゃないかと思います。せいせいかつについて。
そして怜二の葵一への想いは本当に「家族愛」だなあ。きいもれいも、お互いが寄り添うように檻の中で生きてきたような、連帯感があります。
家族だから、誰よりも幸せになって欲しい。…うあー、大丈夫、今のきいはめっちゃ楽しそうですから!!
にしてもパイロットの遺体は出てきたというこの事実。ぜってえどっかで生きてるだろあいつらww