姫神さまに願いを 〜摘みし緋の扉〜 (姫神さまに願いをシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 藤原眞莉,鳴海ゆき
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/02
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
この物語からコメディ色は消えうせたと思うのですが。
「比叡山をよみがえらせる」ありがとう。今あるのはあなたたちのおかげです(真顔)
信長を救済する。あれ、ミラージュとテーマが一緒になってる気がする。
カイさんは今でも大真面目に神仏がどうのというけど、それなりに生きてるのにそういうこと言うからいいのかもね。
築山殿、見参。家康と築山殿の関係は塚不二に似ている(何を言い出すか)と思ったが、やっぱり築山殿は築山殿でした、不二先輩にはなれんかった。(当然)
これはいいツンデレ。でもあなたの嫁いだ相手はきらびやかさで目を惹くよりも中身勝負の朴念仁、所詮田舎者でした。
諏訪きましたよ。由布姫伝説は鬼子伝説へ。でも諏訪の者にとってはそれが是。それが今でもそう。
それにしても死にそうになりましたよ。どうして男は一生に一度、玉女を求めて、そのために滅びても笑うんでしょう。晴信は由布が欲しかった。彼女こそが玉女と思い、諏訪の神になろうと思った。
義信様が善人なのは知ってました。大好き☆
ていうかおまえら、ちょっと感動しかけたんだが。返せよあの感動。
三方ヶ原だー。ああこんな情けない家康さんがいいです。本多の忠勝さんも好き。皆好き。というかこんな頃から近くにいたならそりゃあね、ああなるよね。関ヶ原で命あげるよって思うよ。
ちょっと泣きそうになったのは、一応築山のことを想ってくれてたからです。伝わんねえ夫婦だな。
人ならぬものの力で得た勝利の代わりに失うものは、なに。そういうことを知っている彼だからこそ。
そして人を超えようとする信長さんはカイさんを後継ぎに。…ないわー。