夢者の孤国

 

姫神さまに願いを (夢者の孤国) (コバルト文庫)

姫神さまに願いを (夢者の孤国) (コバルト文庫)

 

 

ぎゃああああああああああああああああああああああああああああっ!

最初にこの本を読んだ時、あんまりな終わり方に私は本屋で泣きました。今は家ですので思いっきり叫んでおります。

もうね…!謙信公馬鹿じゃねーのかと。その清廉潔白さが馬鹿じゃねーの!だったらもうおまえは吉野で僧になってろってんだ。ある意味どーでもいいじゃんよ陰陽をそろえるなんてさあ。カイとテンに任せとけって話です。

あと素直に武田を信じてる景虎様にも涙。いいんだけどさ。何がダメって、彼が生きてる世が戦国であることをすっぱり忘れてるってことですよ。人質生活長かったくせに苦労してないからさあ。だから死後に直江に言われるのよ甘かったって!(なんか違う)

だからね、景勝さまが後を継いで、実乃さんみたいに景虎様がなったらよかったんじゃないかなあ。ダメ?(もうなんでもいいけどあの人が悲しむのはいや)

 

築山殿。うん心の病っていうよりはあれは違うよね家康さんがアレだからさあ!(まだそれをいうか)

それにしても身内の誰からも「あれ天魔だし何考えてるか知れたもんじゃないよ」的扱いを受ける信長さんどうなの。まあ於徳ちゃんは信長に関してはどうも同士だと思ったフシがあるので。

信康さんがイイ人であればあるほど、もう愛しさしか湧いてこないっす。よくもまあこんな仕打ちを受けてなお、家康さんは信長と共に、なんて言えるよねえ。

 

ちなみにテンの「あーゆー真面目ぶった人ほどいざという時何するかわかんないもんね」で本能寺はさもさも…と思ってしまいます。うん、真面目な人がキレたらああなった。