新テニスの王子様 38

ひとつの恋の終わりを、紅葉が見守っていた。

初めての恋が終わる時を素でいったようにしか思えなかったです。今更ですが、あの曲はなかなかにして塚不二でした。いつかこんな時が来るってわかってた。あなたはドイツへ、手の届かないところを行ってしまう。繋がりたいとどれほど願ったことだろう。この手は空っぽ。今だけは泣いていいよね。来年の今頃にはどんな自分がいて、どんな君がいるんだろうね。…参考のために塚不二っぽく書き出してみました。

やーやられましたよ不二先輩には。あの涙が恐ろしいほど心をうった。すごくきれいな涙だった。

ちょっと思ったのは、なんで全国大会直後に試合しなかったのかなあ、ということ。天衣無縫ではない、つまりなんだか色々背負っちゃってる手塚と試合をしたら、また以前のようになってしまうと思ったのかしら。青学のために腕をうっ血させていた姿は、不二にとって軽くトラウマなのですらないかと思う。だから今やっと試合が、わだかまりのない試合が出来たんじゃないか。

不二先輩ってある意味負けないキャラだった。白石に負けたことすら清算したから、彼は負けないキャラなのだ。ある意味ジョーカー。その彼を負けさせたということは、このみんにとっても、何かからの脱却なんじゃないかしら。

幾度も試合の中で手塚と比較され、手塚を超えると言われ続けた不二。手塚がさらに飛躍したのなら、また彼は高みに向かうことになる。

結局彼の中の想いは変わらないのかもしれない。カウンターを駆使する不二の根幹は変わっていない。手塚をひたすら追い続ける。悔しかったのだと思いたい。

一歩先とか言えるところがすごいけど…。え、あれ一歩なの?天衣無縫って一歩なの?忘れがちですが不二先輩、3つの扉のうちどれも開けてないんだよねー。違う次元で強いからな。幸村が扉を開けなくても強かったように。

さらなる高みに行ってください。今回不二先輩のコマが一つ残らず美しかったです。一歩先へ…っていう題名すらもうメインはこの試合だと言っていたような気すらした。あとこういう試合の書き方をするときはたいてい伏線を回収してくれると思うので、楽しみにしてます不二先輩。

と塚不二に持っていかれましたが、最初から今回はそういえばおかしかったです。

ようこそ キングシェスタ

最近の跡部様は大人のエロさをいかんなく見せつけてくださいます。ちょっと前に「なるほどサンデーじゃねえの」とおっしゃっていた方と同一人物は思えない。

それから九州二翼。前回のダブルスが完全無比にイロモノ対決だったんですが、今回はガチでした。相手は獅子楽時代の大先輩。シンクロユーザーです。

二翼が最後に猛獣のようなシンクロを見せたということで。確か橘さんが猛獣のオーラの持ち主でしたが、そうかそれがシンクロしちゃったか…。攻同士だもんな。蔵気をつけて、相手は猛獣だよ?あ、昔から?

そしてトリな跡部様。氷帝コールは皆ドン引きだったのに、今じゃ感動すらする始末ですよ。率先してますよ銀さん白石。このお祭り男たちが。

5番コートってさりげに皆イイ子だったなあと思います。6番コートのメンバーとかあれだぜ?率先して跡部の台詞をスルーする男たちだぜ?

そういえば菊が残っているということで密かに36でした。だって菊ちゃん、手塚に対する親愛の情が恐ろしいほどない。ひたすら不二しか見てない。菊→不二→手塚という構図が思い浮かびます。

Love Festival フェスティバルは突然に

…突然ではないんだけど…ていうかテニプリに出会ってから常にフェスティバルだけど…まあいいか。

リョーマ跡部に幸村に白石、ここまではデフォでいい。サエさんは新テニに出てない(だからなんで六角を外したし)から救済かもしれん。亜久津は最近出張ってる(寿里のおかげで存在感がある)。

不二先輩はアルバム出したばっかりだからと言って何故裕太。一瞬ああKENNね!と思ったじゃないか。

木手と神尾は…ごめんよくわからんです。。。

ていうか今回のSQでCLAMPが新連載始めたのを見て、Xとか合法ドラッグとか仕事してくれよぅもこなーと思いました。この際雑誌なんかどうでもいいよ。