カラワンギ・サーガラ 完全版〈1〉密林の戦士(ラグ・カオヤイ) (角川スニーカー文庫)
- 作者: 津守時生,小林智美
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2000/08
- メディア: 文庫
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ニコルの初登場はやっぱりろくでもない。手(ばらばら死体の一部)を振ってにこにこ笑ってるとはO2以上に悪趣味だと思います。
こっちはもうわかってるからアレですけど、元帥の名が出た程度ってことは、端っからO2が出ること予定済みだったのかしらね。それともにやにや笑えればそれでよかったのか。
ニコルが機械が苦手っていうのはなんの伏線なのかな。阻む何か、トラウマ的な何かって何だろう。あの子はトラウマありすぎです。ルシファのいいお兄ちゃん、サラやマコの対抗馬として出てきたあの時はこんな不安定とは思わなんだ。
あれ?とりあえずスリウォンの方は踊っていた少女に一目ぼれってことですよね?ツンデレが過ぎて怖がられていますけど。だって思いっきり初対面だろ?「おれの女」って。どうしたし。
ティエンマがヤンデレの域に達してるのはわかったけど、ブラナーもなかなかだと思う。ってカオヤイは変態しかいねーのか。
ブラナーのアスカに惚れた理由であるところの「誇り高くあきらめない」ってのはいいです。そんな目をしたアスカも、それを見て惚れたブラナーも。
それにしてもイラストは美しいし、密林な感じの文体だし、素敵ですね。著作の中で一番好きかもしれない。