崑崙の珠

 

崑崙の珠 11 (プリンセス・コミックス)

崑崙の珠 11 (プリンセス・コミックス)

 

 

半妖と言ったら世間的に一番有名なのはなんと言っても犬夜叉だと思いますが、方向性的にはまったく違えど萌えることには変わりはない、それが鬼張。

彼が淡々と世の中を見ていくオムニバスももちろん好きですが、それ以上にこいつはやばい。

過去を背負いすぎていますからね。儚げ受けまっしぐらですよ。そのくせキレたら一番すごいんですみたいな?(なんだそれ)いやでも本当に恐ろしいよ彼は。食わないからな。アバラの浮きっぷりが怖いんだよ。

 

そして山揮。っつーかこいつは完全にノー天気攻めなのでまあ上手い具合にかみ合ってますよね。

でも彼にも過去(いや過去っていうか出生的なあれこれ)があります。風神的な彼の叔父さんは風伯ですが、山揮のお父さんはなんと朝廷からしてみたら裏切り者の相手とデキてしまい、そのせいで命を落とすわけです。(まあ色々あったのさ)で風伯さんは頑張って、いつか山揮が好きな人と子どもを作ったら自分は身を引く、つまり中継ぎにならなってやらあとしています。

まあなんつーか風伯様大好きです。こんな男前なことしておきながら、全力でおカマに走ったところとか。(まあそれも上の事情からですが、それが元来の趣味でも私は驚かない)

「山揮は、兄が最期まで望んだ夢の形見です」みたいなのとか。(西に走る川がどうのというのがありまして、そんなものはないわけですよ。どこにもない国、平和に皆が憎み合わないで幸せに生きていけるような国を作りたいという願いなのですね)

風伯様も好きですが、白鵬も好きです。心眼を開けるために目をつぶせるような天才(何言ってんのかわからんと思うけど、私もわからんかった…)。儚げ受けですけれど、どっちかって言うと従者ですからね彼は。

 

そして鬼張さんの敵というか山揮の敵というか(あれ?)な転輪王

いや要するに彼は、山揮が言った通り鬼張が大好きすぎていじめたかっただけだろ?みたいな。

愛と憎しみは紙一重からしょうがないですよね。(真顔

 

あ、好きなのは鬼姫ですよ。(ゆりの漢字が出てこん)天帝が「返品は不可じゃ」とか言ってた彼女w

というか鬼張と山揮をそのまま策瑜妄想してたのに、彼女が描いた公瑾さんは意外と男前でした。