- 作者: あさのあつこ,佐藤真紀子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: 文庫
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女房に逃げられたか…。
巧がこんなモノローグをしていたのでもうどうしようかと思いました。狙ってるだろう。
野球を、マウンドを、ピッチャーであり続けることを怖いと感じたあの試合を、一生忘れない。
巧にこんな想いをさせたと思えば、門脇も甲斐があったんじゃないでしょうか。でも巧さんは豪と巧自身についてしか考えてないようね。。
門脇さんとかもうこの純情さ、誰かに似てると考えて思い当った。手塚だwwww彼は彼である限り、テニスをテニスとしてしか考えないように。門脇も、マウンドはピッチャーのための場所と、ピッチャーがただボールを投げる場所だと、そして彼自身もきっと、バッターボックスは打つ場所としか思っていないんでしょうね。
そういう関係は、好きだ。巧ももうちょっと大人になれば、門脇さんと無言の挨拶が出来ると思う。
だって「まだこいつに言わなかんことがある」ってほんと門脇さんにらんでるだけやんか。
投げることって楽しいんだ。…幸様?
あと、最後の、オトムライの「大人には大人にしか出来んことがある」っていうの、すげえって思いました。だって、関東大会の時「責任は俺が取ります」って言った手塚にはスミレちゃんはこう言うべきだと思ったのよ!
ガキが取れる責任なんかしれてる。ガキはガキにしかできんことをしろってね。
巧との付き合いについて。豪が、自分の実力では、巧に実力を出し切らせることが出来ないと気付いてしまって。
天才と付き合う凡人の苦しみ…。あれ、どっかで聞いたな。「そういうやつと、本気で付き合うな」って。。。
テーマがミラージュと一緒やんけ。ちょ、どれだけバッテリー長いこと読んできてるの私。今頃気づくとかどういう神経してるのまじで!!!びっくりしたわ!そうか直江と一緒かそれは辛いわ豪ちゃん。今までなんだこの甘ったれとか思っててごめんね。
そして巧君は景虎様と雲雀さんを足して2で割ったような子なのか。それは…相当…いやな人ですね。
遊びの野球。でも、巧が豪にダイレクトに返したあたりを想像してぞくぞくしました。
ああああそれにしても萩かあいいなああ。