半熟作家と“文学少女”な編集者

 

半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)

半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)

 

 

ご結婚、おめでとうございます。

あえてそのあたりの話を当事者目線で書かないのが粋なのか風流なのか、でもこっそり書いてほしかったと思いつつ。余韻ってやつですよね。

いつまで文学少女って言い張るんでしょうか。見ものだな。中身はちゃんとおねーさんしてるけどね。

 

どう考えても普通の学生なのは快斗君ですけれど。心葉なんてあの性格だよ?どうして心葉がよかったのさ遠子さん!

井上ミウの名前は心葉には重かったけど、後に続く人にとっても重いんだな。

 

早川緋砂とスカーレット・オハラ。私は、風とともに去りぬがどうして世界中でそんなにウケているのかいまいちわからないのですが(と言っても映画を見ただけだから本当にわからないのだけれど)、そういう女性の姿を書くのが当時はまれだったのかしら?わからんけどね。

しかし美人であるがゆえにそういうものを書かなきゃな彼女はちょっとかわいいね。

読者をなめたこと書いてネットとか口コミで落ち込む快斗はもっとかわいいけどね!

快斗の手綱をしっかり握っていた遠子さんが一枚も二枚も上手でした。そして初恋文学少女も。