紅一族の襲来。黎深は本当にロクでもない人だなあと思いました。鳳珠と結婚したい。間違えた、柚梨と結婚して鳳珠を眺めていたい。あ、珀明でもいいですけど。
ただ薔薇姫が亡くなったあとの使用人たちの末期についてはもうなんと言っていいか。怖いっす。
膝下に屈さる者、いずれにあるや。もう今となっては誰だこんなこと言いだしたやつということになりますが。
ていうか悠舜が劉輝の「最初の」宰相というのは私は呉みたいなアレだと思っていたんですが、それだと悠瞬死んじゃうし。そのあと誰が宰相になっても、劉輝の心の傷は深いんじゃないかしら。
でも、きっと劉輝の治世は長いから、たくさんの死を見送らないといけないんじゃないかな。
ちなみに死にフラグがたっている人はたくさんいるわけですが、…ふ、そんなトラウマはミラージュで十分だぜと思っている私は、だから最終巻が出るまではこうやって楽しかった頃(作者様がたぶん何も考えてなかった頃)の小説を読んでいたいと思います。
「自分と黎深は邵可の手に、王は秀麗に握られ、参謀には楸瑛さえかなわない優秀な家人がついている」そういう一家だったのよねー。。あれー?まあいいです。そういう一家だったころがいいのだよ私は。
でも自分の道を決めるって思うよりも難しい。流されてなんとかなることもあるし、一念発起しないと出来ないこともある。
「女であることを、忘れないで」って、すごく難しくて泣いてしまいそうなこと。「化粧は女の戦装束」だけど、…私化粧してても泣くぞ…。
紅花、双玉を有す。ほらな!!!だから最後は大団円だって信じてるからな!!