“文学少女”と恋する挿話集 3

心が弱っている時の読むと優しいな。それが文学少女。(だからなんだかんだ言って、番外編や水妖の方が好きです)

 

・牛園先輩まじかっけえっす!ついていきます!

文学を心底から感情移入して読むならそれでもいいんじゃないですか。たとえ牛園先輩にとっては人生で読む唯一の本になったとしても、「最高のタイミングで読んだ最高の本」とか「人生で一番影響を与えられた本」とかで迷わずこれを選ぶんだろうな。…眩しい。つーか、青春?

 

好色五人女

おまんさんの恋した相手が半端無い。

恋に対する乙女のパワーが半端無いのはいいですけど、幕府にとってはもう寝耳に水だったろうなあ。

 

・けがれなき歌姫

出会いに涙した。なにこの偶然が出合わせたようなの。それの結末がああなったのは。

「あたしは生きて、そばにいるよ」ってか。歌姫だったんだなあ夕歌は。

だからお金がないからってそう簡単にそういう道に走らないでくださいってば。恋人に泣きつきなさいラウルに!ラウルはクリスティに頼ってもらえればきっと全力でお金を出したと思うよ!お馬鹿さんだから!

 

・まりやんのそのあと

的な感じでいいですか。ミウも「文学少女」を出した後ですし。

まりやが青い薔薇を贈ったのは、奇跡を起こそうとした夕歌に影響されたってことだと思いますけど、個人的にはまりやさんはこんな感じであらゆる音楽家の「青い薔薇の人」になってほしいです。だってさー、…ほらやっぱり夕歌さんのお話があるんだもん。

夕歌さんはそんなこと望んでないかなあ。でも、彼はそのままでいてほしいです。そうやって恋したことを、その結果を、忘れないでずっといてほしいな。(なんたるドS)

 

・「叶子おばあタン」

もう一生そんな感じの姫倉さんでいてください。

 

・ちいさんがちゃんと先生やってる話

まじかあ、と思うけど、ちいはいつまで中二病なん?とも思ってたけど、ようやっとそこから抜け出せたようですねちい!!

ばんびちゃんは…まあいいです。そういう時期だよね。

そして流人君は三回くらいイイ男だなあと思ってそれ以上の回数駄目な男だなあと思いました。