お誕生日を松本で ①

今年の23日は幸運にも土曜日だったので、松本に行くことが出来ました。
ちょうど実習も終わり!終わりの週だったので飲み会も結構してたり!ついでに言うと前夜も飲んでた!
その翌日に平然と松本行きの特急しなのに乗って11時に松本に行けたのはやはり愛でしょうね♪(まあ前夜はサイトめぐりすることもなくオチるように寝てたからな…)

松本ー松本ー
あの淡々としたアナウンスで、あー松本だーお久しぶりー(3年ぶり?)と思って駅に降り立つとそこには
松本ぼんぼん
と書かれた提灯が所狭しと並んでいる!!
ぼんぼん!そうかもうすぐぼんぼんの時期なんだね!!

松本は改札を出てすぐに観光案内所があり、そこで市内の(ミラツアにおける)大概の場所は理解できる地図が置いてあります。
前回来たときに有用だった地図はやっぱりまだ置いてあったので、その2枚をゲットしてから松本に降りたとうとしました。
しかし前回より趣の異なるパンフレットが多かったです。
「おひさま」「岳」「神様のカルテ」…私でも知ってる役者さんがずらりとパンフレットの上で笑っています。
今、信州はアツイみたいですよ。(たぶん震災の影響で、涼しい夏を東北じゃなくて信州へ!みたいな誘致なんじゃないかなって勝手に思いました)

そしてエスカレーターの上には「おかりなさい、勘三郎さん!」の団幕が。中村座が来ていたのです。
…これで今日ここにいる旅行客(女性)は、単なる旅行or中村座のファンorサイトウキネンorミラジェンヌの4択になったわけです。難易度高いなー。
とりあえずホテルに荷物を置こうと向かったのですが、東急インの写真を撮る私の後ろでくすりと笑った女性、あなたどの方ですか!?

ホテルブエナビスタ
原作当初は「見捨てないでね」ホテルは東急インだったのですが(ブエナビがなかったから)、東急インには最上階バーがなく、その後出来たブエナビはヤングエグゼクティブでしかもバーがあるということで、ここが直江やらねーさんやらが宿泊したホテルに決定したわけですね。
うーんこの間の大阪で覚悟はしてたけどやっぱり…エグゼクティブだなあ…。
直江さんは親のゴールドカードなしだったら隣のスーパーホテルにでも宿泊していたのでしょうか。

ブエナビを出て、さてお昼ご飯でも食べようか、と(そのために松本に早く来たのだ)大通りへ歩く私の左手に見えたものは、「松本市歯科医師会館」でした。
ゆずるんのお父さん絶対ここ入ったはずだ!開業医なんだし結構来てるはず。(ちなみに医師会館に入った経験から申しますと、中は古びた会館です。がたがたしてるパイプ椅子や立てつけは悪いくせにやたら重々しい扉、ちょっとひびが入ってる壁。たぶんそんな感じに違いない←偏見)
松本はちょっとしたことですらテンションあがります。あのひとたちが18年暮らした街ですよ。

3年前に食べそこなった浅田でおそばを食べようとしたら…11:30に開店、11:40に到着したのに10人くらい待ってました。しかも明らかに中村座を見に来たような、この暑いのに着物着たおばさま方が。
これはまたリベンジしに松本に来いということか…orz

まあそこでなくても松本にはたくさんのおそば屋さんがあります。
前回松本に来た時のデータを引っ張り出し、近くで食べられるおそば屋さんということで、「ものぐさ」に入りました。
…いえ、決して風は涼しいけど陽射しは暑いなあなんて気持ちが出たわけではなくて。
そりゃあ沙織も日焼け止めだ紫外線だってわめくわけですよ。
野沢に行った時は信州のおそばは透明感あふれてるなあと思ったのですが、ものぐさではそんなことなかったです。場所によって違うのか、お店によって違うのか。
後ろに座っていた女性二人も中村座に来ていたお方でしたが、途中からずーっと嵐のお話してました。

13時にブエナビに集合し、荷物を置きましたがここで一つ、忘れていたことが。
ねーさんってどっちのベッドだったっけ?
いえ…私あんまりちゃんとアニメ見てないから…
っていうかむしろ絵が崩壊してるから好きくないっていうか…
でもMADはよく見てるっていうか…

ブエナビはいろんな意味で素敵なホテルですが、私の心をがっちりつかんで離さなかったのは5Fにある料亭「深志楼」。
深志楼って…なんだか素敵な名前じゃないですか。
私の中では完全におせんなイメージでしたよ。深志楼ってとこの美人おかみな高耶さん!(言ってることがなんかおかしいが気にしないように。あれですよ妹に「お兄ちゃんがやればいいよ」とか言われてちょっと天然入ってる兄は「じゃあ跡継ぐかあ」みたいに継いじゃうんですよね!)そしてそこで直江が番頭さんみたいなことしてるんですよ。
世の中の本当に美しいものを知っている高耶さん。最高じゃねーの。

さて今回は、なんと7人乗りの車を駆使してSさんが様々なところに連れて行ってくださいました。そのおかげで前回は体力的にも無理だったような場所にこの炎天下行くことが出来たのです。
ありがとうございますー!!

SさんやKさん、Tさんは東京からあずさに乗っていらっしゃったそうなのですが、あずさで東京から松本まで来ると3時間ぐらいはかかるのだとか。
ということは、毎度毎度東京から松本まで車で来ている直江はそれ以上の時間をかけてきているわけで。
まあ彼はお仕事ですから。しかも唯一いる夜叉衆の晴家ちゃんは女子高生で動けない時は動けないから。頑張ったんだろうなあ。
…奴はいい。そこじゃない。
高耶さんあなた!イブの夜に直江に飯作るためにわざわざ3時間かけて行ったんですか!?
それで邪魔しちゃ悪いからその日のうちに松本に帰るって…!
でも家庭的な高耶さんのことですから、きっとチケットとかチケットセンター(安売り)で買ったんだろうなあv

最初に向かったのは松本城。お天気がいいからか、駐車場は混んでいました。探してぐるぐるしているうちに、松本城の横に市役所を発見。
高耶さんの住民票はここで取れるんだな、とか。出産届?もここか、とか。仰木さん家の離婚届もここか…とか。
松本城の裏手の駐車場に少し待って入ることが出来ました。松本市内の駐車場はどうもどこも60分300円くらいみたいですね。

松本城の藤棚。藤棚は2ケ所ありますが、観光客がお城と撮影する段がある方はこちらです。直江が松本城を霊査して学校帰りの高耶さんを待っていた場所@ふたり牡丹。
こんな暑い中黒スーツでこんなところからお城を見ていた男とか…近寄りたくない…。でも地元の高耶さんには待ち合わせ場所としてよく使った場所とかだったのかしら。
お城のお堀には白鳥はいますが、2匹だけ!しかもそんなに仲良くなさそう!
お堀のお水は浅くて、その分鯉が水面に出んばかりの勢いで泳いでいました。
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松本城は相変わらず小さくて綺麗で可愛いですね!
黒いことで有名だと言われ、えーそんなに黒いかなあと思ったのですが、よくよく見なくても確かに黒い。
このお城を一瞬にして信玄inゆずるんが紫の炎で炎上させた(ていうかあの炎は結局燃える系じゃなくてどんな炎だったんだろう)と思うと感慨深い。消防士さんたちは周りにお堀があるから燃え広がる可能性は考えなくてよかったんだろうなあ。

入場券は…確か…600円くらい…(まとめて払ってくださって後で清算の形だからわかんなくなってたの!)
でもブエナビでは割引があるみたいなので、これから行かれる方は申請してみてください。

入場券をゲットして最初にくぐる門が黒門です。
ここで高耶さんは駅前の直江の「景虎様…!」を察知しています。最終的には松本駅前まで走って行きました。普通に1巻の頃から愛じゃないですか。
ふたり牡丹では夜中十二時、黒門前で待ち合わせしてるし。門で待ち合わせすると笑えるからやめてほしいです(だって熊本…)

松本城は土曜日なのに、なぜか小学生がわらわらおりました。ただでさえ観光客でにぎわっているのにどうしてこの日に設定したの!?せめて平日の昼間にすればよかったのに…。
4階あたりから混むのはお約束です。以前もここでひっかかった。
つまり5,6階あたりの階段は急な上に上りも下りも一緒なので、みーんなゆっくりにならざるを得ないんです。
ていうか私の記憶ではふたり牡丹では高耶さんも上から突き飛ばされて転んだような気がしてたんですが、そんな記述はなかった…。あれ?
どっちかというと、暗い中入ってきた直江(しかも松本在住でないから不慣れ)が「高耶さ…ッ」とか言いかけてごつ、と頭打ったら面白いな、とか。ロープで通路が仕切ってあるのでそのロープに躓いたら面白いな、とか(面白いばっか)。私は直江をいったい何だと。

最初に由比子ちゃんと沙織がデートした場所。ここを見下ろして「お姫さまになった気分だよね」とか言ってたら相手がいきなり「これは我らが城じゃ」とか言い出したら… 
えっとぉ…だよなあ。

6階は360度見渡せるので、しばしの休息を。
こんないい天気です。
写真で、やじるしが書いてあるのが「思い出の丘」という名前がついているんだとかwww
誰の、何の思い出なのですかwwww

そして2階まで下りてくると、月見櫓があります。
アニメではここに腰掛けていたらしいですが、今は縁側には入ることができません。
まあ夜の誰もいない松本城だったら、高耶さんなら「よ…っと」とか言いながらやるかな…。
で、「危ないですから」と後ろに直江が立つ、みたいな。

三条の方in由比子ちゃんと高耶さんのバトル。
あの時はほとんど壊さずに高耶さんもバトってたのよね…感心感心。
あれからどんどんモノを壊していくようになっちゃったからね。