松本城のチケットで近くの松本市立博物館に行けるので行ってしまいましょう。ちょうど七夕の展示会やってました。
七夕…。でも星の寿命を人間の寿命に置き換えて換算してみると、1年会えないというのはせいぜい13秒会えないというのと同等らしいですよ!一気に力が抜けていくような話です。
七夕というのは歴史があって、でもわからないこともたくさんある、そんな感想を持った展示でした。雛型を流す風習があるところまであったりして。
飾ってあった棚に「ことしこそ結婚できますように」とか書いてありました。リアルすぎて泣ける。
ここには1階にぼんぼんの展示がしてあります。
松本の伝統工芸?である手まりも売っていたり。私は今独り暮らしに備えて家の中のものを出来る限り少なくしようとしている最中ですので買いませんでしたが、いつか買って家においてやる…!
そういえばYさんが朝に松本で道を聞いたら、普通に交番への道順を教えてくれたそうな松本市民。
あれですか…警察署どこですかって聞いた若い女性がたくさんいたんですかもしや。
さて次はなわて通りに行きましょう。大手門が近くにあったこともあって、駐車場があるからです。
ここの通りはたくさんのお土産屋さんがあってぶらぶら歩くにはいいところです。きっと美弥ちゃんも高耶さんも歩いたに違いない。
中央くらいに、四柱神社が見えてきます。
諏訪、という地の近くの、四つの柱。なんだかいろんな由来が考えられそう。
地元の中学生がたむろっていたり、カップルが手を繋いでいたり。
なんだか高坂がいたり(高坂=カラスってことで)。
近くに千秋がたいやきを買ったお店は2つありますが、どっちかしらん。
こういうところに、行きつけのお店があったら素敵ですよね。
そう言えば松本にはそば屋さんが多いのですが、高耶さんやゆずるんが自分おススメのそば屋さんを持っていたら面白い(ないか…ケンタとマックと吉牛だもんな…)。
深志の仰木は外ではブラックコーヒーを飲みますが、家ではミルク入れちゃいます。くあああ、かわいい!(中学生時代の高耶さんの悪行を見ていると、間違いなく不良ですけど!)
ぶらぶらと通りを歩き、次に向かったは中の橋です。
地元の人も知らないかもしれないような橋の名前は、しっかり脳裏に刻まれています。
高耶さんと直江の再会場所(ただし一方的に)。信玄inゆずるんには速攻で気付いたくせに、高耶さんを見ないと存在に気付かない、そんな直江です。
ある意味ここから全てが始まったと言っても過言ではない。
しかし三条の方in由比子ちゃんはこんな橋の上から何を見ていたんでしょうか。
ここを通って美弥ちゃんは四柱神社でお参りしました。
つまりまるもも近くです。まるもって美弥ちゃんくらいの世代の子が入るには大人すぎると思うんだけど(やっぱり普通マックだろ)、さすが仰木というか…(え?)
さて時間的には松本は19時くらいに日が沈む、とsさんが前もって調べてくださっていました。
つまりその時間には城山公園にいるべきなんです(真顔)
車では途中までしか行けませんし、割と…車で慣れない人だと悪路なんじゃないかなあと思いますが、Sさんはデカイハコを苦もなく操って近くの駐車場に止めて下さいました。
公園と名がついているように、芝生の上で遊ぶ親子がそれなりにいます。
きっと仰木家も離婚するまではこんな感じだったんだろうなあって…(涙)
しかし佐和子さんはどうして子供を置いていったんだろう。
確かに親権の話はどうしてだろうと思っていたんですが、一つの案が出ました。
もともと仰木父は自分で事業を起こすようなデキる男だった→事業失敗で酒びたり
つまりここでは佐和子さんにお金を稼ぐ能力がないならば、反省した格好だった父の方が生活力があったんじゃないかな!
…ただ佐和子さんって結局離婚して実家に戻って、連れ子持ちの男やもめと結婚したんだから、実家の方もそれなりのおうちで、そういう旦那を探せるぐらいのお金持ちだったっていう説もあるような?
佐和子さんは、なんというか、お母さんだから強いんだろうって思ってたんですけど、でも弱いなあって思う部分があって、たとえばそれを象徴しているのが凍てついた翼の「しかたないのよ…」って台詞。人生が砂の城みたいなものかもしれないわねって言ったのはナタリーだったか、しかし彼女は鬱病患者だぞ。佐和子さんも子供に教えるならもう少し夢のある会話が出来たんじゃないかって思うのよ!たとえばもっといいものを作れって応援してくれてるのよ、とかさ。
どうでもいいですが仰木父は結局最終巻後でどうなったんだっていうのは書いてありませんよね。
確かに父は(そう彼には名前すら与えられていない!)高耶さんに暴力をふるったりイロイロしてくれましたが、そのせいで高耶さんは直江に早くなついたし(それがいいことかどうかは別かな…高耶さんがあんなに素直に懐いたりしなければ狂犬も発動せんかったろうに)、何よりファイナルステージでは高耶さんは仰木父に迷惑かけまくりですからね!
どっちもどっちです。血は争えない。
直江が高耶さんを連れて行った場所。
ぐるぐるとらせん階段を上った先の展望台です。松本が一目で見渡せる。
ここで夕陽を見ながら初めて直江が橘義明ですって名乗ったのね…。
むしろ本名を2巻まで知らなかったのね高耶さんったら…。
ああでもこの街は、周りが山に囲まれているせいか、高耶さんが言うように「逃げ込む場所もない」ように思えるけど、だからこそ車に乗って外の世界に連れだした形になった直江にほいほいついて行ったようなところもあるのかしら。
私はスイスのベルンに行ったときに、松本っぽい、って一人で浸ってたんですけど、やっぱり松本さんはケタ違いに松本さんでした。(言ってることがなんかおかしい)
ほらこの川の流れ方とか!
そしてこの山々とか!確かに閉塞感があるようなないような!(どっち?)
展望台の上はすごい風で、びょおおおって感じだったので、高耶さん、直江がいいこと言ってたとしても聞こえてなかった可能性がある。
「今が大事だというのは、そういう意味なんですよ」「え?なんだって聞こえないッ!」みたいな。
…いやいや。
夕焼けは確かに…晴れてたらもっと綺麗なんだろうなって。
でも、もうひぐらしがカナカナ鳴いていて、そんな時に二人で黙って夕焼け見てたら、すっごく切なくなって10cmくらいの距離にまで近づいていってしまうかもしれない(←高耶さん的精いっぱいの距離)。
実際カップルいたしね。ずっと手すりに寄りかかって喋ってた。