安土と仰木の里

さて信長の館から出てちょいちょい歩くと、安土城に着きます。城跡に。
すっごく暑かったんですけど、まあほらここをクリアしてこそ、嶺次郎に近づけるかなって思ったのさ…。

大手門から大手道をのぼると、左右に利家と秀吉のお屋敷がある。
おまえら…。
信長さんに会いに行くにはおまえらを超えて行かなければならないんだな…。
利家とまつでこの2人の友情(…)にきゃっきゃした私としては萌えざるをえない。
そっから上に行くと嫡男殿のお屋敷。
もうさあ、嫡男殿大好きだぜ。この子のお母さん誰だって話ですよ。
個人的にはこじらせた信長さんの、帰蝶も胡蝶も吉乃さんも全員一緒っていう姫神さまシリーズ設定だって嫌いじゃないぜ。

さてそこからちょっとのぼると、信長公の廟があります。
…しょっぼ!や、理屈はわかるけどしょっぼ!!
しかも「信長公の廟」とか書いてあるの木の板が木に括りつけられてた!!
まあ本能寺は別に燃えただけですので、お骨ゲットは出来なかったんだろうし、つうか皆死んじゃったからわからないんだろうけど、いやだからってこの廟のしょぼさ。
うーん、でもああやって燃え盛る本能寺の中に消えて行くのは魔王だなあと思います。たとえ作られたイメージでも。
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一番てっぺん、天主台へ。
いい眺め、見せてやるよ…。
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ってかその礎石なに?なんなん?ちょっとわかるけど笑えるわちくしょう。ほんと盆踊りできそう。そのチョイスが面白い。
この真ん中で戦ったわけですね。ってか蘭丸ちゃんとか確かここのシーンだったわ…。
信長に蘭丸の心が最期に通じたかと思うと、(いやでも最初っから通じてたよね、信長は意識してなかっただけで)「…カタンも一緒でいい?」なイメージがありますね。一緒でいいよおおおお!!!(絶叫)

あれ安土城って焼けたんだっけ?あの本能寺の時ってどうしたんだっけ。焼けたのかなあ。。
でも昔の人の、例えば比叡山とかあれだけ行くの大変だし、安土城だってのぼるの大変だったけど、皆へーきでのぼってたのかなあと思うと、自分の脆弱さにびっくりする。
ってそれ春日山でも思ったわ。ただ今参りました…バタッってなりそう。
私は大手道から本丸まで駆けあがれないな。
ああ、安土城がたってた時期に生きたかったよう。見たかった。不敵な城を。

というわけで頑張っておりたあとは死にそうだったので、タクシーを呼びました。いい商売だぜ。
(ちなみに荷物預けたところは子供が宿題しながら店番してて、私に返してくれました。なんだこのほのぼの感…)

今夜の宿は雄琴温泉だったのですが、そのついでに寄りたいところがありまして。
そう、「仰木」です。
…馬鹿じゃないかと言われそうですが、そして「ちょっと仰木に行ってくるから!」なんて同級生に言うことはできず、まずは満月寺浮御堂に行くことを大義名分にしました。(ひどい)
満月堂浮御堂は琵琶湖に浮かぶような御堂で、いやーこれは酒飲んで満月眺めたら李白なんて大喜びだろってシチュエーションでした。
落ちついた場所にあるので、割と静かだし…。
いい場所でした。

さてここに行くには堅田駅からバスを使うので、そのまま一旦駅に戻り、仰木に向かいました。
ほうら仰木だ!
いやー楽しいですよ。行く前はちょっとした暇つぶしのつもりだったんですけどね。
だって仰木の名前がそこら中にあるんですよ。仰木ですよ!!!(落ちつけ)
仰木が生き生きとしてる!!
この楽しさは一度行くべきですよ!
まあそれでですね(興奮したまま)、宿泊した旅館も当然仰木の一味なんですけど(変ないい方するな)、そこに色々写真がかざってありましてね、まずかったら消します!
f:id:kfushikian:20200809160957j:plainやばい仰木がいる気がしてきた。