十二国記のアニメのOPをうっかりカラオケで歌ったら、バックが風の万里でした。
いやーあの陽子の上から目線っぷりとか、祥瓊まじ怖いとか、そういうことを友人と話し合っていたらつい読みたくなって…これだよ！
まあ浅野っていうわけわからんキャラが出てきたことはね、もう多めに見てますから。
「―斬れる」の陽子はまじ格好良かったですね！
「自分を哀れんで泣いているのじゃ、死んだ子に失礼だよ」まあ清秀ならしゃーねーなー鈴は、って言ってくれると思うのですが。
「我慢することで、何かをしている気になってしまう。本当は何一つ、変わっていないのに。」
この国に生まれてしまったことはもうしょうがないから、あとはどれだけ自分らしくいけるかって言ってたけど、自分らしくというよりは、あとはどれだけ自分が頑張れるかだと思います。与えられた状況に対して。それが自分らしくってことなのかしら？
王というだけで希望にも絶望にも簡単になるけれど、それはそれでこちらの責任であることに他ならない。
自分を哀れんで、罵倒されると逆キレするのは…恥だね。
白沢って、まだ雁にいるの？あのじーさん？それとも代替わりとかしたのかな？
雁の最大の問題は荒民だって、それじゃあまだ尚隆さんも玉座にいるしかないよね。
祥瓊が炊事洗濯の指導をしているよ…！このノリで景王のお側で頑張ってるんだろうなあ。意外とこのコは一人にさせたらヤル子だったというのがまた面白い。そういう可能性も、お父さんは奪ってたんだなあ。
ただ私は三人の中で一番感情移入出来るのは彼女です。だって今の生活が突如として奪われて、そうだなあ、父のせいで人が（間接的に）死んだなんて言われて家に押しいれられて、警察に一切を奪われて、父と母を殺されて、おまえも同罪だなんて言われて、今日から大学は行かせてやるからバイトしながら稼いで行け、なんて言われたら…とりあえずキレるだろうjk
もちろん世の中にはバイトで生活費を稼ぎながら大学に行っているすごい人もいるわけだし、決して無理なことを言われたわけじゃないってわかっていても、それでもやっぱり理不尽って思うし、「昔の自分だったら」って思ってしまうかもしれない。つか思うだろ。
景麒は…もうあの魔性の子を好きすぎです。あの子は今相当大人になっておりますよ。ただいつも、泰麒はあそこで死んでおけばちょっとくらい時間はかかっても戴は落ちついたんじゃないかなって思います。どうだ諸君。
ただお互いなんでこんなにツンツンしてるんですか。陽子ももう少し他の人相手だったら優しいよね…。最初の出会いのせいかなやっぱり。側近が豊になったら景麒はますます居場所なくなるんじゃないでしょうかね。それこそ戴のように。
そして景王はキレたら怖いんですの見本でしたね！自分の命でも動かない官吏に見切りをつけて一緒に暴れてるあたり。「私が許す」ってあたりはもう立派に王様の権限使ってます。見事な水戸黄門っぷり。
もうなんつーか、このあたりの陽子はやってることがひどすぎるｗ景麒の使令を散々汚して、ちゃっかり乱でも使って、挙句に戦場に麒麟を呼んで（おいおい延王でも一応しなかったじゃねーか）乗っかってるからな！
目的のためには手段を選ばない、まさに日本の受験教育が生み出した賜物ですね、素晴らしい。
個人的にはこしょう大好きです。あのなーんも考えてない感じが。だからゆうきも見捨てれなかったんだね。
あとえんほ…、ど、どんだけ生きてきたんですか。達王の時代て。じーさんの「法を歪めて処罰すれば法が意義を失う」っていうの、身にしみてしまいました。彼も彼で、達王の時代に何か、色々あったのではないかと思うと夢が広がります。
蘭玉ねーさんは最期まで男でしたねある意味。そこまで考えられる子なのがすごい。自分の死に際に。
