目次は「竹とりでんせつ」ってなっている、とご本人がおっしゃっている。気付けるわけなかろーがちくしょー!!
ていうかどうでもいいけどこいつら酒飲み過ぎだよね!うっかり私も最近飲みすぎな気がした!台風のせいでなくなった飲み会の埋め合わせをどこでしようか。。
これ、こんなタタルさんの話を本気になって「ちょっと興味あります」なんて言ってくれる人は祟さんの生涯で奈々ちゃんくらいしかいなかったんだろうな。
今気付いたが、奈々ちゃんの誕生日が7/7なのは偶然なのか適当なのか…もうちょっと誕生日話に絡めてくれたってよかったのに。ついでにたなはたって…もとから狙った名前か?
外嶋さんは祟さんと飲むとどんな会話をするのでしょうか。ちょっと興味がある。
竹取物語の作者は紀貫之。まあこれは序の口でしょう。もともとなんで歴史に興味が出てきたかは永井路子さんが好きだったんですよ昔は特に。当然杉本氏も知ってます。
かぐや姫が赫や姫ってのももちろん英国経由で知ってますとも(なんかおかしい)ということは光り輝くそとおり姫がモデルなんじゃないかって考えた日もありますよ。
でも衣通姫は同母兄弟との××の件が衝撃的すぎて…おりひめね…なるほど…
あれ?なんでかぐや姫と七夕がつながったし?んん?
光り輝く姫さん→おりひめモデル?
小竹=笹、筒だから異界に通じるから一緒ってするのは、でもちょっと乱暴なんじゃないかなあ…笹である意味を見失いそう。
どっちかというと、かぐや姫は小野小町をモデルにしたと言われた方がまだいい。小町のモテ伝説みたいな。
そう言えばふと思ったが、なんで「たなばた」って書いて「七夕」って書くの。当て字?
それから松本で、七夕流しについての特集やってました。まあぶっちゃけ完全にもろもろを川に流す風習ですよね。アジアとか世界に広がってることまで書いてあった。
えーっと…
今回は途中で奈々ちゃんがちゃんとまとめてくれているけれど、もう何が何だかわからんくなってきたので整理。
竹取物語。まずどうして竹を取る話か…これは単純に、「翁が竹を取ったところから物語が始まるんだよ」という意味にしてもいいと思うんだけど、ではどうして竹かっつー話になる。「竹は異界との交通の場所だったから」という理由にすると篁さん思いだすね。小野だしね。
だから竹=笹=砂砂と考えると、タタラ=鉄を取る物語という騙りになるね、と。うみこれもこれで一つの解釈なり。
では次、かぐや姫って誰?赫や姫、光り輝く姫、美しい、歌がうまい、いろんな人に惚れられる、帝まで来ちゃう、でも誰のものにもならなくて、天に帰っちゃう。そんな人は誰だ。一つには小町。
それだけではなくて、これがいろんな貴族を痛快に貶め、帝まで袖にしてしまうという女性であるということは、帝の一夜妻など、袖には出来なかった女性への鎮魂歌なのではないか、と。(しかしそれを全て信じると、どれだけ帝というのは性欲があったのか、と思う…。むしろ、藤原氏などの貴族さんにもそういう一夜の浮かれ女がいてもおかしくないし、そういう捨てられた女性全員へ向けた物語なら、わかるかも)
そして天に帰っちゃうのは天まで届く階段をのぼっていく=出雲大社の暗喩なんじゃないか、と。
光り輝くっていうのが、鉄で懐が輝く的な意味だったらそれはそれでありだし、本来のあり場である出雲に帰るのもわかる。
ただそう仮定すると、竹取じゃなくて竹取れなかった物語になるんだよね…。このあたりがちょっと個人的には微妙。いや違う、現実には取れてしまっていたことを皆が知ってたからウケたのか?
だから七夕伝説と一緒に考えたのが駄目だったのね。なんかごっちゃになってしまった。
そとおりひめからおりひめだとしても、じゃあひこぼし誰だよみたいな気持ちになるし。
おりひめさんも卑賤の民だとしても、その会えない彼女らに願うのか?笹に願い事を書くのは「書いたら願いがかなう」ってだけで、おりひめひこぼしが叶えてくれるとは言われてないが…まあそれはそれでいいか。会えない彼女らが、自分たちが会えない代わりに願い事をかなえてくれるということ。
金銀砂子ってこれ☆のまたたきのことかと思っていました。五色の短冊…って短冊って五色だけなの?むしろ5個も願い事したの?五色入った短冊に書いたの?うーむあれも実際何歌ってんのって感じだよね。
でも今回一番衝撃だったのは「すさのお」「すさの王」「朱砂の王」だったりします。なん…だと…!
ちらっと思ったが、「大海人」って実は蝦夷=毛人みたいにちょっと呪われた言霊だったんじゃ…?
いやむしろ、彼がタタラと知りあいでも不思議はない。吉野にこもっちゃったくらいだし。
ていうことは藤原氏がなんかしたの?いやでも古事記とかはまだ一応不等人さん全開な時代からは前だと思うんだけど。うーみ。
ただ大海人さん、ささらちゃん(よく考えたらこの人も名前に笹入ってんじゃねーか)だけが伊勢参りし、書紀にも不自然に藤原氏がカバーされ、そのうち天智帝に血統が戻ることを考えると、わかるような。
吉野から伊勢に行った壬申の乱やもんなー。
こう考えると楽しくなってくるよね。
ちなみに熊さん、当たってません。
奈々ちゃんは「七夕の話が聞きたい」わけではなく、「祟の話が聞きたい」のです。間違えないように!