式の密室

 

QED 式の密室 (講談社文庫)

QED 式の密室 (講談社文庫)

 

 

王都妖奇譚を読みあさった私にはこの程度屁でもないんだぜ!

 

通りゃんせ、通りゃんせ…行きはよいよい帰りはこわい

この歌を聞きながら祖父の腕で寝た夜に、帰りに同行者がいなくなって襲われる夢を見た子供時代。怖いって。

個人的には関所の歌かと思ってました。行きに持っていたものを帰りに持っていないから怖いのかな。帰りには何かまずいものを持っているから怖いのかな。三芳野神社の歌ならまあ確かに怖いっていうかそんなに怖いなら別のところにお参りすればいいものを。。

 

この舞台となった昭和31年ってまあなんというか、今年みたいな年ですよね。3月には一体どうなるんだろうって思ってずっと余震を見ていましたが、とりあえず半年以上たっておさまってきています。まあどうせ次はここですよ!知ってる!

 

暢子さんは単なるツンデレなんじゃないかと思ったのに時枝さんはそうは取らなかったのですね。今でなら【ツンデレ】人を殺したと思ったら密室殺人になっていた【参上】とか言ってスレ立て出来そう。

真面目なお話なのに私は何を言っているのですかね。祟さんとお酒を飲みながら罵られたい。

 

すっごく昔の話なのですが、ある人が電車に乗って動物たちの世界に行ってしまうんです。そこで、最後に向こうの人が言うんですね。「けものと私たちを呼びますが、貴方がた人間はけだものです。一緒にしないでください」