もう今年は終わったわけですが、総括というか…脱力感の方が大きいかなｗｗ
何がすごいって、まずNHK大河ドラマで俗に言う「ホームドラマ」形式がコケたってことでしょうね。コケるまで気づかないところがおろかですけど、まあ来年の大河に対する期待値はばりばり上がっておりますので構いませぬ。コケたらちゃんと間違ったことを認めて走る勇気も大切ですよね！（えらそう）
ホームドラマの先駆けは「利家とまつ」と言われていると記憶しておりますが、あの利家とまつだってちゃんと戦はしていたし恋以外の理由で動いたような気がしていますし、何よりまつの「わたくしにお任せくださりませ」っていう、一応自立してたんだよね。。少なくとも「わかりません、されど」と言って一歩も動かないことはなかった。
そして信長さんもね！「で、あるか」の迫力はやっぱり彼ですよあの野性味は！そう、あのときは皆若い下っ端からやってたからどこか野性味があってそれが好きだったの！
（最近そういう男性が少ない＝草食系と言われていて俳優さんにそういう迫力のある人がいないと言われれば、いよいよテレビや芸能界の存在について語りたいわけですが、少なくとも芸能界というくらいなら少しくらい芸がある人がいればいいと思うよ）
まあこけたこけたと視聴率のことばっか言ってもしょうがないよね。そもそもどのような統計であるか知らんからな視聴率とかいうものが。
…こけたって言っても新選組！より上だからな！死にたい！
コケたのはね…なんつーかこう色々ともうダメだよパトラッシュってところがあったからだと思います。
つまりなんとか歴史上の事実を絡ませるというのはいつもどおりですしそれは別にいいんですが、主人公が高貴な人間すぎてガチで動けなかったことが問題なんだよね！！まつも、千代も、ある意味無名な存在であるが故に（江と比べたらね）動けたところがあってそこが脚本家様の腕の見せ所だったと思うのですが、ねえ。。。だから茶々とかにしとけばよかったんじゃねーかな！
えっと、なんかこう色々とにかくあんまり主役さんに関しては印象にないんですけど、友人いわく「のだめとは違ってちゃんと演技してたね」とのことなのでこれは彼女が悪いんじゃないよね。。HP見ても確かに最初から最後だと印象違うもんね…。
その旦那（３人目）に関してもだまれこの中二めとしか言いようが無い。。くっそ天地人の時も最後家康は息子にデレたもんな。あいつ敗者から見たら確かにロクなことしてないけど確かに日本の太平の世を作り上げた人間だから反戦主義を持ってくるとアゲざるを得ないから息子と対立させといて最後にデレさすのもわからんでもないけど（一気）、今回は完全に勝者の視点だったろーが！素敵なおっさん書いてやれよ！！息子！このテラ中二のニートめが！！（絶叫）
っていうかどう考えても家康さんが死んでからが短かったんですよ放送時間。だからあのあとをちゃんとやってれば、「親父の苦労がわかった」とかそういうデレにも出来たのに。そして「だが親父はもういない、そしてそれは俺も息子には見せられない。父として、将軍として」とかそういう…深い話が欲しかった！！
向井君の低音ヴォイスをここで活かさないでどうするんだってばよ！（全部も妄想です本当にありがとうございます）
あ、そうそう、家康と本多は非常に燃えましたが、（ｒｙ お察しください
息子の麻生くんの釣り天井事件ももうちょっと深く（ｒｙ お察しください
信長さんは、まあなんていうかツンデレでしたね。本能寺までは最高の攻めでしたが、なんでか最後にロリコンになりました。そこは近親相姦路線でよかったんじゃないかな。。
みっちゃんもまさかのいっちーで超期待しましたが見事な受けっ子でした。そしてヤンデレ。そこまで描いたなら齋藤利三さんをしっかり書けばよかったんじゃないかな。福さん出てくるし。
蘭丸ちゃんのせとまるは本当に美しかったね！あれはよかった！サゲる」要素がなかっただけだけどさ！あと坊丸は世が世ならちゃんと琉球の王様だったのになにこの無駄遣い。
ひでよしになってからはなんかこう話がねえ。恋愛モードだったので私はたくみさんがイケメンといわれることをいつもおびえながら暮らしていました（真顔
淀殿になってからの豊臣方はよかったですねえ！！本当に宮沢さんは素敵だった。そしてあの息子も素敵だった。てかあの家康との対面シーンの回素敵だった。。
初さんはまあ唯一あの回ですよね大津城の回だけ頑張ってましたよね。龍子さんがまじで鈴木砂羽の無駄遣いだったので余計。あのね、うちらの菜の花なんですよあの人は。やばい今思い返しても涙しか出てこない。あれは神回だった。その人にああいうことさせるなんてね、もうちょっとプロデューサー？私のこころの傷はまだいえてないんですよ？（逆キレ）
なんかもう新撰組を思い出したらエネルギーがなくなったきた。なきすぎてｗｗ
HP見てて思ったのが、江って喜んだり笑ったりする表情が極端に少なかった気がする。大抵眉間にしわよってたし。
秀忠と縁側いちゃいちゃしてたときだけが心の和みだったのに。。最後は最後でなんかもう菩薩だったし…。
だいたい色々運命に翻弄されてきた女性だけどお前は殺される危機感も明日の飯を心配することもなかっただろ！好きじゃない人のところに行かなきゃいけないとかその程度だったろ！社会人として一般的な感情だそれは！
みんなそれでも頑張ってんねんで！なんでおまえの愚痴きかなあかんの！
ま、まあね、あの2人の縁側シーンは心和んだけど！！くっそあの黙っていてもいい空間私にもくれよ！！
あと大竹さんは最後まで私のオアシスでした。
石田さんはすごいバサラかと思ってたらそうでもなくてひたすら愛に生きてました。怖かったです。干し柿の話は？
うーん…、
たぶん「全体主義の中で生きる個人主義の女性」というのが女性が女性であるからには目指したいところなんでしたが、だがしかしこの大河であまり周囲からみて美しくないこともわかってしまったというね。。。
こうして書いていくと、篤姫って言うのはまだ一般人にあまり知られていない女性であったからこその高視聴率だったのかしら。（先入観がないっていうかね）戦国は色々とイメージがあるからなあ。
