夏の塩

 

夏の塩―魚住くんシリーズ〈1〉 (クリスタル文庫)

夏の塩―魚住くんシリーズ〈1〉 (クリスタル文庫)

 

 魚住君シリーズは、全体を流れるこの空気感が好きなのですが、よく考えたらこれはイラストとの相乗効果や。

茶屋町さん、私割と好きです。イラスト。(漫画は読んだことがない)

シドニーから過去を取り除いたら久留米になる。あと魚住はノブより確実にお鈍です。

 

一応最初は人間の三大欲求のうち二つがないってことは、もう一つにエライ勢いで傾いてるのかなあって思いました。

確かにそう考えると魚住っていつも眠ったような感じですもんね。

それで犬=最後の家族がいなくなって無意識に久留米のとこに潜り込むとかまじどこの兎ちゃんですか。。色々麻痺してるとは思いますが、呆然とすることすらできない勢いで凍りついていた魚住を思うとまあちょっと切ないです>こういうこと言う女が魚住に騙されるんだよ

 

久留米さんは色々もうちょっと考えた方がいいような気もしますが、まあいいか。世の中こういう方がいいのでしょうね。

マリさんはある意味魚住に似てるのだから、久留米と付き合ったのはそういう理由もあってのことなのかな。つまりマリさんは久留米のその態度に多かれ少なかれ救われてきた、と。

 

「それをヒトは恋と呼ぶのよッッ!」マリさんほら自覚してもあれなのがあれだから(理由になってない)

あと最後のえろしーんを大概かっ飛ばしてしまった時点で私はもう腐から卒業したと!胸を張れるんじゃないかなと!