パワースポット

朝7:30に起床し、しょこたんの神様ことだれそれさんに会いに行きます。(←正直誰か知らない人)
ビクトリアハーバーにはたくさんの香港の俳優さん?に手形があったり銅像があったりします。誰かわからんけど写真を撮る。。

そのまま市政局百周年記念公園に面した「豊明苑餅店茶○○」的なお店で朝食。これは10年前のガイドブックに載っていたらしいのですが、ガイドブックと、お店と、レシートに書いてある店名がそれぞれ少しずつ違うという稀有な何かでした。
地元の人がたくさん入っていたお店なので、人気なのかな?朝からラーメンを食べる人もいたり。
そこはお粥が美味しいらしいのですが、私はなんとかのワンタンが入ってそうななにかを注文しました。(漢字から適当に想像した) 中に入っていたチャーシューもどきの豚肉がおいしかった!!(´∀`)
お粥は正直量多いなあと思って見てました。半分くらい友人も残してたし。

今日はランタオ島に向かいます!!
ランタオ島は空港がある島ですが、AELでなくとも地下鉄で行けます。MTRの東涌線の最終駅、東涌駅で下車し、そのまま昴坪360というケーブルカーに乗ってゴンピンへ30分くらいで到着。

と書くとなかなか簡単そうですが、また言葉の壁がね…いい方に働いたからよかったけどさ…。
まずケーブルカーのチケットを買うのになかなか混みました。たぶん9:00くらいにTsim Sha Tuiを出て10:00くらいについて、チケット買えたの10:22 だからね。
そしてチケットで色々なセット売りがあって、それを薦めてくるのよ。いや、うちらケーブル乗りたいだけやから!
やっと伝えたと思ったら往復でHK$188ねーって言われて払ったら、regularじゃなくて水晶車の方で、下が見える分高い方だったって言う。じゃあ2パターンあるって言えよ!
ま、まあ待ってる人が多いのに拙い英語でのんびりやっていた方が悪いわね…。
でも水晶車で正解は正解でした。普通の方だとまだ待たされたみたいだし、何より割と長いこと乗ってるので下の景色が見えた方が素敵です。
しかし墜落事故起こしたと知ってたら二の足を踏んだでしょう。知らなくてよかったわ…。
だいたい1つのケーブルカーに2組乗せられるのですが、一方が中国人だと写真を撮る隙とかに眺めのいい方取られたりするからね!まあなんつーか時の運ですよ!
でもその中国人親子がビデオカメラ撮ってたらしく、一度彼らが見直した時に私のデカイ声が入っていて「え?」ってなった。お互い様ですね…

ちなみに歩けないわけではないと思う。道路だってあるし山道には万里の頂上の細いver.がある。だけど普通歩こうなんて思わないと思うよ。
何人か歩いてて「crazy!!」と言われてたからね!

ランタオ島には微妙なテーマパークモドキな市集があり、まあなんか色々ありますよ。大半お土産屋さんだがな。
その中の1室で適当にお食事を食べます(HK$90)。何もしてないのにご飯食べるとかどうなん?って?
あのね、標高が高いのもあると思うし何より山の中なのでどうしようもないのはわかるんだ。
だけど寒い!!香港が暖かったからギャップがひどいわ!寒いです!防寒注意、です。

ポーリン寺は香港で最大の禅寺。
なんで最大の禅寺がこんな僻地にあるの…しかもロープウェーから丸見えとかまじ悪趣味…
大仏がでかいのはしょうがない。だってこの子世界最大だもの…。だけど1993年に開眼供養したらしいですよ。なにそれ。
要するにアトラクションの1つと考えた方が心の傷は少なくて済むわけです。。
あんまりこのお寺に由来を求めるとね…。

この大仏さんは階段の上にあるので、どっちかと言えば私は加藤清正に会いに行く心境でした。普段運動していようと石段での身軽さは勝てるぜ!慣れてるからな!
中国なので、最遊記の三蔵様を思い出しました。あの人ほどでも、色々とアレだったんだから。私が今まだぐちゃぐちゃしててもまだそんな自分を。

この仏像様をさくっと終わらせて、次なる目的地、パワースポットwwであるところの(私はパワースポットという煽り文句にはいつも(笑)と思っているタイプです)ハートスートラへ!
の、道が、…なんというか…ただのTRICKでした本当にありがとうございます。
わけわからんかかしはあるし…しかも男と女がいて最後にはくっついてるし爆発しろ!
すさまじい廃墟はあるし…
挙句の果てには牛がその辺をのそのそ歩いてるし!
自然に帰るとはこのことですねわかります。

そんな道を通りぬけて(正直感慨に浸るよりびびってた)たどりついたハートスートラは…
はんにゃーはらみったな場所でした。
般若心経では好きなのはここ。
テラ中二ですよね。。
ちなみにここの真ん中や一番上の岩がパワースポットだそうですよ!
知らんがな。と思いつつ8の字になっている般若心経を読んで行きます。
するとさらに上に上がれる道が!
どちらかと言えば獣道なのですが、まあそういうのが好きな私は当然上ります。鮫が尾よりは普通の道です。皆通った跡があるし!と言っても草をがさがさかき分けて行きますが!まあミラツアよりはまし!

いい場所でした。
前に吉野の山にのぼった時もそう思いましたが、あーもう死にたくなったら死ねるな、ここなら、って思いました。
そういう場所が私は好きです。
それがパワースポットと言うならそれでもいい。
それが一番です。
山奥の、誰もいない場所にある、未開拓な場所。周囲にはさざめきしかないような、そんな。無秩序な中の奇妙な整合性がいい。

ちなみにその場所には神倉神社のように岩のご神体っぽいものがありましたが、まあ例によって例のごとく落書きされておりました。