永訣の城

何もからも逃げたくて、萩に行く計画を立てました(嘘)
まあそこまで病んでないですけど、 でもやっぱりちょっとは逃げたかったのかも。
もう、あなたのことを考えなくても、いいでしょう…?←
帰って来てから再び考え出してもうストレス半端ないですけどね!

名古屋から新山口まで12:53→15:37、だいたい2.5hrとは意外でした。遠い遠いと思っていても、いまや狭い日本なのですね。
ちなみに今回はレール&レンタカーで乗車券のみ購入し、EXPRESSきっぷで特急券を購入しました。特急券は往復¥8900。

新山口駅は小さくて(名古屋駅よりもって意味です!)、エスカレーターで降りたところすぐにレールレンタカーの事務所がありました。
軽自動車に乗って(運転は友人…)まずは萩に向かって出発します。
なんだけど…何故か山陰道が微妙にナビっ子と違って、一度行き止まりに行ってしまった。時には道路標識に従うことも大切ですね(最後にはフラグになったわけですが)。

萩に入るところ、道の駅に、たくさんの攘夷志士たちの像が立っていました。
これも帰り道に写真撮ろうと思ってたんだよなあ…(フラグフラグ)

萩という土地は、私にとって色々な意味を持っています。
だって永訣ですよ永訣。永訣。
あの人はもう本当にどうしょうもない人だったけれど、あのお話の中で彼がついに諦めようとしたことは、諦められない想いだけになったのにそれでも諦めようとして殺してほしいって言ったことに、私は「この裏切りものおおおおおお!」って思いました。ずっとずっと終わりたかった景虎様に生きる意味を与え続けてきたのに、あの人はそれを知らなくてあまつさえ他の崇拝者のように「殺してくれ!」ってそれはもうどうなの!責任取りなさいよ!
…だって私は景虎様にずっと感情移入してきたからね!希望を持たせるくらいならオレを殺せよってもんでしょ。コロシテミロよ!
諦められないからこそ殺してくれと。そう言うことは自由だけど。いやもちろん自由だけどそれなら当たり前みたいに護らないでほしい。
そのぎりぎりの状態でどうしてあなたはそんなことを言うの。あの時にどれだけ景虎様が戻ってきてたって、高耶さんがどれだけ必死になっていたかなんて、最初を思い出せばすぐわかるのに。京都編で離れようとして、それだけの年月ですぐ崩れさるようなものなのですか。
あーもう!
そして「萩に帰って死にたい」こと桂さん、いや高杉さんとかそのあたりの人たちですよ!
新選組と長州志士は結構似てると思ってて、ただどこにどう生まれたかってだけだったと思うのね。だからお互いすっごく好きです。


新山口から萩まではだいたい車で1hrくらいです。本当に、意外と近いんだな。
萩という街は三角州の中にだいたいの見どころが詰まっていて、松本川の向こうに松陰先生がいらっしゃると思えばわかりやすいです。
萩の街中はどう考えても車ではなくバスチャリもしくは歩きの方がいいです(あらゆるパーキングがお金取られるからな!)が、到着した時は金曜日の夕暮れ時ということもあったのか、人があまりいませんでした。

最初に、ぐるーりと萩の街を周って、萩城に向かいます。
この時点で17時くらいだったので、大概のお店や博物館は閉まっています。萩は冬にはやけに閉まるのが早いのが注意が必要です。


滅茶苦茶静かでした。
適当にお城の前の道に車を止めて(本当に人っ子一人いなかったんだ!)。
萩城に入る姿を想像してみました。
こういう、お城が今はない場所で、しかも平城というのは、「蜃気楼」とか「残響」って言葉がよく似合う気がする。
今は静かに寒いだけの場所で、昔大毛利がいて、山口が西の京と呼ばれていたなんて、いったいどのくらいの人が想像できるのでしょう。
だから輝元がもし戻ってきたとしても、自分の時にこんなにしてしまったという気持ちが強くなると思う。私だったら(とんでもなく卑小な存在だけど)また改めて吉川や小早川が忠誠を誓ってきたってとてもじゃないけど彼らの前には立てない。
じゃあもう狂うしかないんじゃないかしら…。
吉川さんはやっぱり殿を追い詰め過ぎていたのだと思います。
だけど戦国の時代での絶対的な忠誠(叔父さんからの!)は確かに心強かったのだと。
あれなんで輝元さんに萌えてんだ私。。吉川好きだけど輝元さんはちょっとあのあれこれしてくださったからな。。
そうそう、にゃんこがいた。ここに限らず萩にはのらにゃんこが多かった。

この先の道を行けば、西の浜だったわけですが。
そしてちょうど夕陽ポイントだったわけですが。
途中で心折れました…いやなんでかしら…ちょっと夕陽が見えそうになかったし(微妙に雲に隠れてた)。
直江元春スポットだったのに…微妙に気付かなかったというか(本音)。

毛利屋敷はもうなくて、そこには誰もいないのに、泣きたいような、陽の光。
ちなみに石垣の上にものぼってみましたが、やっぱりそのままでした。
私は指月公園に行ったら、友人(はんぴー)がいるけど、すごい熱くなるなにかを感じるんじゃないかなあと思っていたんです。
だってあそこでは大和がいなかったら毛利の人たち死んでたし、直江を探して高耶さんは探し回るわ、頼竜まじテンション高いわ、それでいて氏康パパだからね!!
ドラマCDとかどれだけ聞いたかわからんから。もう耳の奥に残っているから「オレたちの最上のあり方を!」パーン!
だけど実際に感じたのは、終わってしまった後の静かな残影でした。
私はもうあの人たちの熱い時代が終わってしまったことをわかっていたんだなあ、と。
高耶さんはもういなくて、直江は彼を胸に抱き続けるのです。
ああでもそれで、40巻で全てが終わった後に、彼がそのうちいなくなってしまうことなんて心底わかっていたくせに、「私たちはまだまだ歩いていける」と、「最上のあり方」をまだ追い続けられると思った直江は、もう…すごいとしか言いようがない。あの熱さを。相手がいなくても、ずっと思い続けたイセの神官。


お宿は萩一輪でした。
下関と言えばふぐだからね!ふぐとお肉が夕食について¥9950でした!
宿の前には菊が浜が広がっています。そして笠山が見える。
これが爆発したとか…というかあの状態で結界をどう解くか冷静に考えた(冷静じゃなくても考えられた)景虎様まじパない。
私は今回お月さまだったので、温泉はわかりません…。。。ちっくしょー楽しみにしてたのにー!
ちなみにここは宿泊した翌日だと、武家屋敷などをドライブスルーで解説してくれるらしいですよ。