義清、散る

15分くらいから見始めたのでちょっと最初は知らないんですけど、あとで追加します。

璋子様は女三宮ってツイートがあって、ああなるほどなーと。あの人もそういえば柏木ちゃんとどうのこうのあって出家なさりました。

しかしあの女三宮でさえ出家したというのに、義清さんの心が伝わっとらんところがさすがの璋子様。

雅仁様の元服姿のイケメンっぷりはまじでやばい。やばすぎて果てるレベル。昔こういう絵を描く漫画家さんがいたような気がする。(あの…講談社で…姉崎シリーズのイラスト描いてた…)それくらい絵から飛び出て来た感じがもうやばい!

ちなみにあの遊び女たちは朝廷のそんな場所に入って来いって言われて少しでもドン引かなかったんでしょうか。

雅仁様の嫌味も得子様の嫌味も、完全にお互いわかって言ってるからお互い傷ついてないような気がする。一応得子様も「人が一番嫌がるところを突いてくるとは」的なこと言ってるけどそんなこと言われ慣れてるでしょう。

得子様だってそう見られることは百も承知だし、雅仁様ももちろんそれを覚悟で戯れてるんだから通過儀礼みたいなもんだったんじゃないかなって思います。

そこをKYな感じで入ってきちゃったから。KYな人が。

璋子様的には本当に帝が好きだったんだって徐徐にわかってきたところで、それはまさに「クララが立った!」だったのに、義清さんがそこに愛をはさんでくるからアレなことに。堀河さんがやればよかったのに。

義清さん的には本気で璋子さんを好きになってしまって、そもそも最初は救ってやる的な思い上がりだったのに、それで璋子さんの心が全然自分にないことがわかっちゃって、ゴルァ!ってなったわけですね。

清盛さんはいきなり狂った義清さんのお守御苦労さまです。先週からどんどん常識人になっておられる。(朝廷に狂人しかおらんからな)

「順序立てて事をすすめるということをご存じないのか」すみません粛清してください!

ざっくり強訴も処罰していた平氏はちゃんとお仕事してる感はあり、そう考えると北面の武士って所詮貴族の犬だよね。

「さざ波すらも立たぬ」と言ってしまえる鳥羽帝はなかなか政治的な方なのだなあ。そして真性のドM。(もはや驚きもせぬわ)

そして鳥羽帝に「どうして処罰しないの」って聞く璋子様はやっぱり天然ビッチじゃねーか。

清盛さんは…だからあなたは平家一門だと!「あとでどーとでもなります」ってどーとでもするのはあなたじゃないのよ!璋子様も心配するわ!

そう言えば堀河さんは鳥羽帝に「今更何よ、奥様を救おうともしなかったのに。黙って見てなさい!」って言われてた。この女房ももはや容赦ない。

ところで義清さん本気で子供蹴っちゃったけどこれ史実ではどうしてだっけ?全部史実なのが怖い。

いやーなんだろう、この美しさへの狂気的ななんぞやと言えば聞こえがいいけど、これいきなり狂ったとしか思えんわ。子供も奥さんも可哀想に。特に奥さん可哀想に!出世街道の旦那捕まえたのにこれはないわ!

美しい桜。美しさが攫われた瞬間、自分の手にはもう美しさなんて残ってないって思って、そんな生き方をしてしまった自分すらも嫌悪して、そんな美しくなく生きるのは自分には耐えられないって出家した、ってことです…か…??

豆腐メンタルすぎっだろ!!!バニーちゃんもびっくりだ!

桜に攫われたってこういうことを言うのね…。

去年の秀吉の死ぬシーン一瞬思い出したわ。あの時もえらい桜が舞っていた。

清盛さんは「たった一人の友だ」とか言われていましたが、えっ義朝さんのことも思い出してあげて(ノω)と思いました。一人で東国で部下増やしているアツイ展開してるのに。

いやそもそも自分のとーちゃんのことなのに清盛の方が大事(^^)な頼朝が悪いのか。

モノホン武士に殴られる義清様はちょww死ぬwwwって思ったと思います。少なくとも脳震盪はする。

しかし桜の下、男の下で横たわる義清様はもうなんというか完全に強●された後でしたよね。

というかここはどこだ。そして何故清盛さん来た。まあいいか。

手に入れたい。手に入らぬなら、奪いたい。奪えぬなら、殺したい。

見事なヤンデレありがとうございます。もうヘタなラノベ読むより楽しい。

意味はなんとなくしかわからんかったけど、それでも

身を捨つる人はまことに捨つるかは 捨てぬ人こそ捨つるなりけれ

を清盛の目の前で言われて、清盛さんはもうどうしよう、と思ったんじゃないかしら。

だってあの人について行こうって思ったんだよ清盛さんは。あのひとと一緒にいつか夢をかなえようって思ってたのにその相手がいきなり目の前から姿を消したんだから。私だったらショックで人間不信になる。

あと「お前さん」って…違和感…。。まあお前様がありなんだからありなのか…。

我ながら見方がほとんどひぐらしみたいになっとる。

今はこれまで!」ってなんか癖になりそう。パーフェクトだったもんね。でも普通に格好いいよ。いいじゃないの醜さにまみれたって。何度だって立ちあがろうよ!

そう考えると清盛様はそもそも出生からして色々あって平氏の中でもグレて色々あったから-からの出発で、何度挫折しようとも立ちあがって生きれるからエライです。

私も一回の挫折で立ち上がれなくなりそうですが、義清様と違って恥知らずなので今日を生きています。

ところで今回一番可哀想なのは唯一の味方に忘れられた崇徳帝である(ω)

ちなみに→真・ヘタレ西行伝